ホットランドは11月28日、PT Foods Beverages Indonesiaとの間で、同社グループの主要ブランド「築地銀だこ」をインドネシア共和国で展開することを目指し、マスターフランチャイズ契約を締結した、と発表しました。
PT Foods Beverages Indonesiaは、インドネシア共和国の大手流通グループであるKawan Lamaグループの傘下企業で、同グループ外食部門の中核企業。Kawan Lamaグループ全体では、同国の主要都市で約300店舗の小売・外食店を運営しており、傘下に上場企業も抱える同国内の大手企業グループの一つです。
PT Foods Beverages Indonesia自身も、東南アジアエリアでのメジャーなカフェブランドである「Chatime」のフランチャイズをインドネシア国内で約170店舗運営しており、フランチャイズ店舗のチェーン展開に実績のある企業です。
(流通ニュースより)
香港、中国、台湾、タイ、マレーシア、シンガポール、韓国に次いでインドネシアに進出するようです。
アジアを中心に日本の飲食ブランドがフランチャイズ展開を進めていますが、既に進出しているブランドは次々と他の国に今後も進出していくのではないでしょうか。
それだけ海外でも注目される日本の飲食フランチャイズ。
今後も動向に注目です。
ニッポンレンタカーサービスは、フランチャイズ制度を12月をもって廃止します。
ニッポンレンタカーサービスでは1969年の創業以来、フランチャイズにより事業を拡大してきました。
2018年1月以降はニッポンレンタカーサービスと連結子会社による直営店舗のみとなります。
全国のフランチャイジーやフランチャイジー株主とは、発展的な関係強化を進めていくとしました。
顧客ニーズの変化やインバウンド需要の増加により、レンタカー業界の事業者数、台数、売上は拡大傾向にあり、強固な事業体にすることで成長や発展を加速させることが必要と判断しました。
(Traicyより)
比較的少ないように思えるのが、今回のようなフランチャイズの廃止です。
フランチャイズ展開し始めたものの、加盟店数が少ないために廃止というケースはありそうですが、創業以来拡大の手法の1つとしてフランチャイズ展開を選びながら、今後のために直営化するというケースは少ないのではないでしょうか。
MBOのようなこのフランチャイズ制度の廃止は今後も増えるのか。
注目です。