フランチャイズ展開

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レンタル事業に配信の波が

1.レンタル事業に配信の波が

蔦屋書店をフランチャイズ展開するトップカルチャーは、新潟県内の一部店舗で、DVDやCDのレンタル事業を終了した。
蔦屋書店の主力サービスとして成長を支えてきたが、インターネットによる音楽・映像配信サービスの浸透で利用者が減少していた。
今後は雑貨販売などニーズに合わせた店舗展開を進めていく。
(新潟日報モアより一部抜粋)

トップカルチャーと言えば、メガフランチャイジーで、上場もしている企業です。
上記の記事で同社の清水社長は「レンタルの売り上げは10年前の半分以下。時代とニーズに沿った商品とサービスに変えていきたい」とコメントしています。
トップカルチャーはTSUTAYAを72店舗展開し、TSUTAYAのメガフランチャイジーとして上場まで上り詰めましたが、10年前のレンタル売上の半分にまで落ち込んでいるとなると、よく事業継続できているなという印象です。
もちろん、その他の商品・サービスの販売やコスト削減により、利益を確保しているのでしょうが、さらに10年経ったとき、TSUTAYA特にトップカルチャーの運営するTSUTAYAはどのようなビジネスモデルになっているのでしょうか。
今後に注目です。

2.小僧寿しが大復活を遂げている真の理由

小僧寿しといえば、ドラえもんの容器に入った寿司のCMが印象的ではないだろうか。
そんな小僧寿しは1964年に「スーパー寿司・鮨桝」創業をルーツにもち、79年には日本における外食産業でトップとなった企業でもある。
しかし、テークアウトによる寿司の販売というビジネスモデルを頑なに守り続けた結果、小僧寿しはそこから長きにわたる暗黒時代に突入することになる。
2000年に入ると、消費者の嗜好が回転寿司チェーンにシフトし、その反動でテークアウト寿司専門の小僧寿しは徐々に売り上げを落としていった。
回転寿司チェーンによるテークアウト寿司の提供も、いっそう小僧寿しの存在意義を怪しくしていったのである。
11年には200億円あった売上高も、15年には60億円にまで減少。
1991年に記録したチェーン総売上1000億円の水準からすれば、16分の1以下にまで落ち込んだ。
2018年には債務超過状態で買収した企業におけるのれんの減損処理が直撃し、小僧寿し自体も10億円を超える巨額の債務超過に陥るという事態に陥る。
(ZACZACより一部抜粋)

記事では、テイクアウト+デリバリーで復活したことが書かれています。
テイクアウトがコロナ禍で復活した訳ではなく、テイクアウトは赤字で、デリバリーがそれを補っているとも。
昨年はフランチャイズ事業の中でも飲食業への加盟や検討が少なくなりました。
結果として中食やデリバリー分野の加盟や検討が増えたようですが、これを見る限りデリバリーが有効にも見えます。
もちろん寿司なので、他の飲食ではわかりません。
そしてデリバリーでは、ウーバーイーツや出前館もありますので必ずしもテイクアウト<デリバリーとはなりませんが、注目すべき結果だと思い、取り上げてみました。

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