フランチャイズ展開

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withコロナ元年のFC動向調査

1.withコロナ元年のFC動向調査

今回は、フランチャイズWEBリポートの利用者傾向から、2020年と2019年を比較した業種業態ごとの問い合わせ数の変化などを報告します。
■コロナ禍で需要拡大の中食ビジネスに注目が集まる
2020年の問い合わせ数で2019年と比較してもっとも成長率が高かったのが、中食ビジネスで前年度比41.39%の成長となっています。
飲食業のなかでも特に中食はコロナ前から、忙しい人が利用したり、軽減税率の対象となっていることから注目されていましたが、コロナ禍でさらに需要が増加したサービスの一つです。
ニーズの高まりをいち早く察知した事業検討者が、ビジネスチャンスと捉え飲食業への問い合わせが増えたと考えられます。
■不況に強い買取販売にビジネス検討者も注目
次いで買取販売ビジネスへの問い合わせが前年度比で39.29%増加しました。
コロナ禍で家にいることが多くなった方が自宅の整理などでモノを売る機会ができたり、金の価格が過去最高になったことなども相まって、買取の利用ニーズが増えています。
それだけでなく、そもそも買取販売は景気の変動に左右されにくいビジネスといわれているため、独立開業検討者からも注目を集めたのでしょう。
■接触の多い店舗系は検討減少するも、コロナ禍開業で成功しているブランドも
一方で外食業や理美容・エステ、塾・スクールといった店舗を構え、人が集まるビジネスは、新型コロナウイルスの影響を受けたこともあり、2019年と比較すると検討者からの問い合わせは減少していました。
(Dream Newsより一部抜粋)

上記のニュースでは「2020年各月の問合せ数推移」「業種業態ごとの問合せ数の変動(昨対)」「(フランチャイズを検討する)法人・個人の割合」「(フランチャイズの)開業希望時期」の4つについてグラフを用いて説明しています。
フランチャイズを検討する法人・個人の割合、フランチャイズの開業希望時期についてはあまり変化がありませんでしたが、業種業態については明暗が分かれました。
最も増加率が高かったのは中食。次いで買取販売。
最も減少率が高かったのは外食。次いで理美容・エステでした。
どちらもwithコロナ元年という意味では、多くの方が納得しそうな結果です。
しかし、この結果を見て中食や買取販売への加盟を検討すべきか、逆に外食や理美容・エステを検討すべきか。
もしくは加盟という選択肢を無くすのか。
既存事業を改革して回復させるのか、新たな柱を立てて厳しい時期をしのぐのか。
選択肢は様々ですが、立ち止まっていては衰退していくのみです。

2.日本初の牧場グランピング施設

先進的な農業ビジネスを手掛ける株式会社ザファームは、この度、ザファームのフランチャイズ第1号としてマザー牧場に、日本初の牧場グランピング施設【マザー牧場グランピング「THE FARM」】を、今年前半にオープン予定です。
「オートキャンプ白書2020」によると、2019年のオートキャンプ参加人口は前年比1.2%増の860万人で、7年連続で増加しており、さらにコロナの影響により、初心者でもアウトドアで気軽に楽しめるグランピングが注目を集めています。
ザ ファームは、人気のグランピング・キャンプ場を選ぶ、アウトドア・イノベーション・サミットで5年連続、東日本No.1に輝いており、コロナ禍にありながら土日の予約が3か月先まで満室、さらに予約キャンセル待ちが年間18,000件以上と宿泊希望者が殺到しています。
今回、同じ千葉県にある「マザー牧場」にフランチャイズ第1号として、新たなかたちのグランピング施設をオープンすることで、宿泊希望ユーザーがより気軽に、「THE FARM」グランピングをお楽しみいただける機会を増せると考えております。
(JIJI.comより一部抜粋)

グランピング業界にもフランチャイズ展開をする企業が現れました。
昨年の新型コロナウイルス感染症の拡大以降、ホテルや旅館に客が訪れなくなりましたが(go toの影響による一部を除く)、グランピングは注目を浴びているようです。
フランチャイズ第1号がマザー牧場というのも、インパクトがあるのではないでしょうか。
今後のフランチャイズ展開に注目です。

3.土質・地質調査のFC店4倍に拡大

土質・地質調査の土木管理総合試験所は、2021年に営業や簡単な試験の調査を担うフランチャイズ店を12拠点に拡大する。
20年までで全国に3拠点あった店舗数を4倍に増やす。
これまでのFC店の立ち上げで蓄積したノウハウを活用して店舗拡大を加速し、収益の拡大につなげる。
FC店の取り組みは、18年に始めた。
FC契約を結んだ企業が建設会社などに、土木管理のノウハウを活用して土質・地質調査といった営業ができる仕組みだ。
(日本経済新聞より一部抜粋)

土質・地質調査のフランチャイズがあったとは知りませんでしたが、建設業界でも都内を中心に建設ラッシュが続き、恩恵を受けている企業もあれば、コロナの影響で厳しい企業も存在するでしょう。
新規事業としては、面白いのではないかと思い、今週は珍しく3つの記事を取り上げてみました。

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