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加盟開発、加盟契約書、加盟店強化、本部強化など全てお任せください。

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エリアフランチャイズ

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エリアフランチャイズとは、「フランチャイズ本部が一定の地域(エリア)において、フランチャイズ展開をするための本部機能を特定の企業に与え、その企業がその地域内でフランチャイズ展開を進めること」を言います。(サブフランチャイズともいいます)

フランチャイズ本部のことをフランチャイザーというのと同様に、エリアフランチャイズにおける本部のことを、エリアフランチャイザーといいます。
また、加盟店のことをフランチャイジーというのと同様に、エリアフランチャイズに加盟する加盟店のことを、エリアフランチャイジーといいます。

エリアフランチャイザーは、エリアフランチャイズ(AFC)展開を進めることによって、フランチャイジー同様に、加盟金やロイヤリティを得ることができ、その対価として、エリアフランチャイジーに対し、スーパーバイジング活動や教育研修など本部としての役割を果たします。

フランチャイズ本部がAFC展開をするメリットは

  • 特定の地域に影響力のある企業と組むことで、その地域内でのフランチャイズ展開をスムーズに行うことができる(効率的)。
  • エリアフランチャイザーと同時にFC展開を進めることで、スピード感が増す。
  • エリアフランチャイザーのヒト・モノ・カネにより、FC展開が可能になる。
  • エリアフランチャイザーが開発すればするほど、加盟金やロイヤリティ収入が増える。

4.については、「エリアフランチャイズのイメージ図」にもあるとおり、エリアフランチャイジーから得た加盟金やロイヤリティの一部を、エリアフランチャイザーはフランチャイザーつまりFC本部に支払います。

エリアフランチャイズの注意点は、その契約の中身にあります。

また情報交換も積極的に行うなど良好な関係を築き続けないと、本部よりもエリア本部の力が強くなる可能性もあります。

その代表例が2008年に話題になった㈱プレナスの「ほっかほっか亭総本部」からのFC離脱騒動です。

プレナスは当時、約1000店舗を展開していましたが、商標権をめぐり抗争が続き、上記の騒動になったのです。

 

【エリアフランチャイズのイメージ図】

キャプチャ

 

エリアフランチャイズでは、エリアフランチャイジーからエリアフランチャイザーが加盟金やロイヤリティを聴取した場合、折半するなどの措置を取ることが多いです。

またエリアフランチャイザーに対し、年間等の出店義務を課しますので、最低でもある程度の出店、もしくはペナルティによる金銭が見込めます。

メリットがばかりが目立つAFC制度ですが、新規に導入する際に気を付けるポイントは

  • 直轄エリアを持ち、エリアフランチャイザーに全てを任せない。
  • 本部だけが持つ機能を保有し、エリアフランチャイザーに全てを任せない。
  • エリアフランチャイザーの選定・教育に注意し、信頼関係を築く。

まずは全てをエリアフランチャイザーに任せるような展開をしないことです。

プレナス社のFC離脱事件ではないですが、エリアフランチャイザーが力を持ち、本部の存在意義が薄れるとトラブルの元になります。

それを避けるためにも、信頼でき、そのエリアを任せられるエリアフランチャイザーを選定し、一生涯の付き合いをしていくことが重要です。

 

通常のフランチャイズに比べると、展開を行っている企業は少ないため、私どものような専門家と共に構築するのが、最も安全で効率的な構築方法です。

実際に上記のFC離脱騒動はエリアフランチャイズの契約書の内容や、積極的な情報交換によっては未然に防げたはずです。

エリアフランチャイズはあくまで多店舗展開の1つの手法でしかありませんが、興味をお持ちのFC本部様は、まず一度ご相談ください。

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