公益社団法人企業メセナ協議会は、新会長による新体制を発足させ、社会への創造的な寄与を加速させるために、企業メセナ推進に役立つ協議会を目指して、いくつかの新規事業展開を進めます。
新プロジェクト第一弾は、企業メセナ活動の可視化を促進するため、多様な活動を認定する「This is MECENAT」制度を導入することになりました。
「メセナ」【mécénat】とは、芸術文化支援を意味するフランス語です。
企業メセナ協議会が1990年に発足した際、「即効的な販売促進・広告宣伝効果を求めるのではなく、社会貢献の一環として行う芸術文化支援」という意味で「メセナ」という言葉を導入し、その後、マスコミなどを通じてこの言葉が広まる過程で「企業が行う社会貢献活動」といった広義の解釈で使用されることも増えました。
社会への創造的な寄与を加速させるためにいくつかの新規事業を立ち上げるということですので、今後も公益社団法人企業メセナ協議会については目が離せません。
ワタミは7日、子会社でワタミグループの環境事業を推進するワタミエコロジーが2014年5月より新電力(PPS)事業に参入すると発表しました。
新事業では、自社の3基の風車とメガソーラーから発電される再生可能エネルギーをワタミグループの施設に使用することで、2018年以降に計画されている発送電の分離が実現された段階で、ワタミグループの電力の約20パーセント相当をまかなうことが可能になるといいます。
東日本大震災から3年が経過し、未だに解決しない原発問題。
今後、大手企業を中心に、新電力事業へ参入する企業が増えてくるのでしょうか。
南都銀行は奈良県、大阪府、京都府など同行の本支店がある地域で創業や新規事業のプランを募集します。
審査の上、採択した5プランには賞金50万円を贈り、創業などに必要な費用も最大100万円まで支援すると発表しました。
額は小さいですが、同行の担当者が販路開拓や公的支援機関との連携も手助けするそうですので、こういった支援が増え、新規事業が活性化することを望みます。