フランチャイズ加盟と新事業のご相談についての投稿

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ユニー・ファミマを子会社化

1.ユニー・ファミマを子会社化

伊藤忠商事は19日、関連会社の流通大手ユニー・ファミリーマートホールディングスを株式公開買い付け(TOB)で子会社化すると発表しました。
伊藤忠はコンビニの顧客データを生かし、ITと金融を結びつけるフィンテックや人工知能(AI)といった先端技術を用いた多様な事業創出につなげます。
出資額は約1200億円です。
流通業界では、インターネット通販の台頭で業界の垣根を越えた競争が激化しています。
ユニー・ファミマは、伊藤忠が持つネットワークやグループ企業の技術や情報を取り込み生き残りを目指します。
ITを生かした次世代店舗の開発や海外展開でも協力します。
(TOKYO WEBより)

 

国内だけで1万7000店舗を超えるファミリーマートの顧客データは、まさにビックデータです。
そこに伊藤忠商事の持つ技術や情報でそれを活かすとなれば、他のコンビニをリードすることになるかもしれません。
フランチャイズ展開も進めるコンビニ大手3社の動向は常に気になるところですが、伊藤忠商事の子会社化による新事業や店舗展開はさらに気になるところです。
三者三様のフランチャイズ展開をしてくると思いますが、益々目が離せません!

 

2.新事業に挑戦 ポプラ

コンビニのポプラは前期、一昨年から協業をスタートしたローソンとの情報連携やニーズの掘り起こしを積極的に実施しました。
6月にはポプラグループ初となる中京地区への出店を計画するなど新事業へチャレンジします。
目黒社長は広島市で行われた展示会で、ローソンとの進捗状況や前期の振り返り、今期の方針について次のように話しました。

「【ローソンとの資本業務提携の進捗】提携の最大の目的である出店戦略の協業に向け、2017年度はローソンから店舗開発専門の執行役員を受け入れた。出店に向けた情報連携やニーズの掘り起こしを積極的に行い、今年度は成果を具現化していく。6月にはローソンの物流網を生かし、ポプラグループ初の中京地区への出店を予定している。」

「【前期の振り返り】天候に振り回されたが、期間を通して当グループは業界上位に位置し、11月は既存店売上高の伸び率が業界1位になった。売上げの中身は米飯は100%と堅調に推移。パンは95・8%、アイス・乳飲料は96・2%と気温が影響し近年にない悪い結果だった。」

「【今期の取り組み】加工食品は健康機軸、レトルトや簡便性の高い商品、SMの代替えとなる商品、女性シニアを意識した商品の充実が必要。NBよりも価格対応が必要な定番商品20アイテムでローソンセレクトの商品を採用し品揃えする。軸は有職女性、シニア層、単身世帯のCVSに対するお客さまニーズへの対応。日々の生活支援とCVSならではの高品質商品の発売、徹底した新商品の展開を行う。また、立地別の売上げ特性を分析した営業展開をしていきたい。ポプラグループではあまり目先のことだけにとらわれず、今年度を第二の創業元年と位置づけている。名古屋地区への新規出店、加盟店に役立つ新事業に挑戦していく。」
(食品新聞社より)

 

ファミマに続き、コンビニのニュースを取り上げました。
ローソンと資本業務提携をしているポプラは九州や中国地方を中心に展開しており、中京地区への出店はローソンとの連携があってのことでしょう。
また今年を第二の創業と位置づけ、新事業の展開も行っていくという点については当ブログでも注目しています。
加盟店に役立つ新事業ということで、その内容によってはフランチャイズ展開も加速するかもしれません。
大手三社ばかりをブログに取り上げてきましたが、各社の状況特に新事業については要注目です。

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