北陸のコメ農家が新たな取り組みをテコに収益力の強化を図っています。
コメは需要の低迷に加え、2年後の減反廃止を機に価格が下がると想定され、生産者を取り巻く環境は厳しい状況です。
希少米を手掛けて単価アップにつなげたり、育苗工程を省いて生産コストを削減したりするなど、新たな経営モデル作りに挑む生産者の戦略を追います。
(日本経済新聞より)
米の需要の低迷、減反政策の廃止など生産者にとってマイナス要因が増えていますが、ピンチの時こそチャンスがあるかもしれません。
獺祭で有名な旭酒造は年々、その売上げを伸ばしていることから、山田錦を大量に仕入れています。
またキロ5千円を超える米も出てきています。
他にもボランタリーチェーンやフランチャイズ展開・代理店展開なども考えられるかもしれません。
果たして減反廃止はどのような結果を生み出すのか、注目です。
引きこもりの人の社会参加を支援しようと、秋田県は新たに「職親(しょくおや)」事業を始めました。
就労体験の場を提供する企業や事業所を職親として募り、引きこもりの人とのマッチングを図ります。
県障害福祉課は「いきなり就労はハードルが高い。職場体験によって社会とつながりを持ってもらい、状態の改善をサポートしたい」としています。
(秋田魁新報より)
高齢化率の上昇に伴い、生産人口は今後減少していくことが予想されています。
さらに働かない人が増えれば、生産人口が減少する上、働き手がそれ以上に減少することになるのですから、「主婦」「高齢者」「障がい者」に加え、「引きこもり」の労働力も当てにしたいというのは秋田県に限らず、そうでしょう。
まだまだ人材不足が続き、外国人も頼りにせざる負えない状況から考えても、今回の取り組みが良い成功事例になり、他の都道府県でも成功することを望みます。