ネット印刷サービス「ラクスル」を運営するラクスルは12月3日、新たなシェアリングエコノミー事業として、運送会社に所属するドライバーの“空き時間”を使って荷物を低コストで早く配送するサービス「ハコベル」の提供を開始しました。
ユーザーは24時間申し込みが可能で、最短3分でマッチングし、1時間以内に集荷にきてくれます。
ネットワーク化した各運送会社の非稼働時間を活用しているため、一般の運送会社よりも安い最低4500円からの配送が可能です。
(CNETより)
運送業者の中には自社でマッチングを行っている企業はありますが、特に小規模の運送業者では非効率な運送を行っているケースも多いでしょう。
このハコベルにより、ドライバー不足で悩む運送業界で効率化と収益化が実行でき、業界全体の賃金や待遇が変わるほどになれば、ドライバー不足の対策にもなるのかもしれません。
ラクスルの新事業、注目です。
三菱東京UFJ銀行は27日、ICT(情報通信技術)を活用し、金融に関する革新的な新事業の創造を目的として、優れた技術やアイデアを有するベンチャー企業を主な対象とした邦銀初というアクセラレータ・プログラム”MUFG Fintech アクセラレータ”を設立すると発表しました。
アクセレータ・プログラムとは「メンターが助言・指導し、革新的なビジネスの早期立ち上げを支援する起業家向けプログラム」のことで、三菱東京UFJ銀行によると「このたびのプログラムは、この動きを加速させるもので、既存事業の枠にとらわれず、より多くの革新的な新事業を、ベンチャー企業と共にスピーディに生み出すことを目指す」としています。
また新事業は、三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ会社との協働も視野に入れ、イノベーションの創出を目指していくとしています。
(マイナビニュースより)
今までにも起業家向けの新事業は数多く立ち上がってきましたが、今年は特に多く感じます。
先日も群馬県で群馬イノベーションアワードが開催されましたが、革新的なアイデアを持つ起業家の卵の争奪戦が、官民問わずに激化するのではないでしょうか。
この分野も注目です。