シルバーライフがこの日の取引終了後、一部既存フランチャイズ加盟店で、オフィス向けランチ宅配弁当「楽らく弁当」の販売を開始すると発表しました。
同弁当は、店舗で調理した手作り弁当をオフィスに配達するもので、450円または500円とリーズナブルな価格ながら、日替わりメニューで1食から配達します。
同社では当初、高齢者向け配食サービス「まごころ弁当」および「配食のふれ愛」の加盟店(595店舗)向けに既存店舗設備を利用した副業的な事業として出店をサポートしますが、将来的には、既存加盟店以外の飲食業者などにも、フランチャイズ加盟の募集を行うとしています。
(@niftyニュースより)
高齢者向けの配食サービスでフランチャイズ展開もしているシルバーライフ社がオフィス向けのランチ宅配を始めることを発表しました。
既存フランチャイズ店の売上UPにも繋がる新しいメニューだと思いますが、オペレーション負荷はどうなのでしょうか。
1つからでも注文できるのは、消費者にとってはメリットが大きいですが、効率的に宅配しないと対応が難しいでしょう。
発表後、株価は上がらなかったようですが、果たして既存店の売上向上とフランチャイズ展開の加速につながるのか。
今後のフランチャイズ展開に注目です。
北上市和賀町後藤の岩手電力は4月、一般家庭や事業者向けに社会貢献を兼ねた電力小売販売事業を始めます。
利用者が契約時に県内の人材育成や防災を支援するプランから一つを選び、売り上げの一部を充てます。
全国の新規参入電気事業者に先駆けた試みで注目されています。
同社は同町後藤のガス製造販売、北良の子会社です。
県内で契約数1万件、年間売上高10億円を目指し、社会貢献活動費は売り上げの1%を当初目標とします。
(IWATE NIPPOより)
ガス製造販売を行っている会社であれば、電力販売事業に参入するケースは多いと思いますが、そこに社会貢献活動をセットにするというのが新事業としての成功確率を高めているなと感じました。
「あまり料金が変わらないなら」「面倒だから」という家庭でも、社会貢献になるというのであれば加入するというケースはあるはずです。
当初の目標を達成した際には、全国的に同様の新事業を始める会社も出てくるのではないでしょうか。
新事業の今後に注目です。