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ITを活かしたスマート保育園


1.ITを活かしたスマート保育園

お得生活応援サイト『チャンスイット』 などをを運営するインフォニア株式会社は、新規事業として保育園事業を発足し、12月5日(金)に「スマート保育園」を開設します。

設立当初より携わってきたITの経験から、スマートフォンを活かして運営(保護者の方への連絡や情報の共有など)していくことを目標としています。

今後アプリの開発も行い、3年以内に3件の認可保育園の開園を目指します。

(DMM NEWSより)

 

このニュースに注目した理由は2つあります。

1つ目は幼児を対象とした市場での競争が活発になりそうだということです。

個別指導塾などを展開する企業などが学童保育事業への本格的な取組を発表しています。

フランチャイズ業界としても、徐々に対象が幼児へと拡大しつつあります。

ちなみにこのスマート保育園はイオンせんげん台の中に出店するそうです。

イオン側にとってはイオン内で働く主婦の方々に安心を提供すると共に、周辺地域への貢献にも役立ちます。

イオンなどの商業施設を中心に展開するとなると、フランチャイズのニーズも高まるのではないでしょうか。

2つ目は「スマート」です。

先日長崎県佐世保市の大型リゾート施設、ハウステンボスの沢田秀雄社長が、客室への案内や荷物運びなどをロボットが担当するホテルを来年7月に施設内に開業すると発表しました。

人件費を抑え、太陽光発電も導入するなど世界一生産性の高い「スマートホテル」を目指すとしています。

近年、スマート●●というビジネスが増えていますが、スマート保育園は果たしてどのような展開を見せるのでしょうか。

 

2.中部電力が家事代行に参入

中部電力は5月、中堅住宅メーカーのサンヨーホームズと折半出資で「e―暮らし」を設立し、準備期間を経て7月に家事代行サービス事業を始めました。

2016年に電力小売りの全面自由化を控え、異業種も含めた顧客の争奪戦が始まりますが、ふと気づくと、中部電力は競争に不可欠な「顧客との接点」を失っていたようです。

「家事代行」という一見とっぴな新規事業は、顧客との絆を取り戻す試みと位置付け展開していくそうです。

(日本経済新聞より)

 

矢野経済研究所によると12年度の家事代行サービスの市場規模見通しは約980億円と1年で20%増えました。

結婚・出産後も企業で活躍する女性や高齢世帯の増加で、今後の潜在市場は数千億円規模といわれています。

もちろん、魅力的な市場への参入という意味もあるでしょうが、生活全般に関与する家事代行サービスにより、顧客と接点を持ち、本業へと連携し易いと考えられます。

これは中部電力だけでなく、様々な業種でそのような連携が可能ではないでしょうか。

家事代行サービスはフランチャイズ展開している企業もありますので、このニュースを受け、動き出す企業が現れるかもしれません。

 

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