やずやは4日、新事業に関する発表を行いました。
その内容は大きく2点あり、ひとつは「コトレシピ総研」の設立と、もうひとつはシニア向け情報誌「コトレシピ」の新装刊です。
700万人という同社がもつ顧客リストをベースにさまざまな分析や調査をコトレシピ総研が担い、情報誌コトレシピがメディアとしてターゲットとする50代女性という層に対して、情報および市場コミュニケーションを提供することで既存の食品通販事業と合わせて、新しいシニアマーケットを創出するのが狙いだということです。
(RBB TODAYより)
700万人という顧客リストには40代、50代の現役世代から80代、90代までいるので、シニアというひとくくりにせず、マーケティングを行っていくようです。
様々な企業が興味を持ちそうですが、どれだけ外部に対して情報発信や提携などをしていくのか、注目したいと思います。
セガサミーホールディングスが4月1日付で新設する中間持株会社、セガホールディングスの下に家庭用ゲーム、スマートフォン向けゲームを手がける2つの事業会社を統合したセガゲームスを設立することを発表しました。
アニメーション制作で半世紀の歴史を持つトムス・エンタテインメントを組み入れ、アミューズメント機器部門を会社として独立させるなど各社の事業領域を明確にさせ、より機動的なグループ運営ができる体制を作り出す予定です。
(Sankei Bizより)
ゲーム市場がスマホ向けゲーム市場に抜かれたというニュースがありましたが、ゲーム業界では家庭用ゲームだけでなく、スマホ向けにも力を入れなければいけない時代になってきたのかもしれません。
そういった意味では、宮崎にある大型リゾート施設「シーガイア」を運営するフェニックスリゾートを12年に買収し、カジノを含む統合型リゾート事業にも力を入れ始めていると言います。
まだ法案は可決されていませんが、近い将来、カジノが合法化されることは間違いないように思えます。
話しは変わりますが、3月4日から6日にビックサイトで行われたフランチャイズ・ショーには、2つのアミューズメントカジノのフランチャイズ本部が出展していました。
フランチャイズ業界では今年がカジノ元年になりそうですが、果たしてセガがカジノにどのように絡むことができるのか、注目です。