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クレージークレープスのクラフトフーズが破産

1.クレージークレープスを運営するクラフトフーズが破産

(株)クラフトフーズは、5月18日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
1999年(平成11年)3月に設立後、クレープ店の運営およびフランチャイズ展開を手がけ、店舗型の「クレージークレープス」および移動式店舗の「ザ・クレープデリ」を全国の商業施設などに直営店14店舗、フランチャイズ店5店舗を運営していた。
そのほかにも、他社がフランチャイズ展開するたこ焼き店の運営なども手がけていた。
2003年には50店舗に到達し、ピークとなる2005年12月期には年売上高約26億5700万円を計上していた。
しかし、近年はタピオカブームなどにより顧客を奪われ、2018年12月期の年売上高は約7億円に落ち込んでいた。
この間、店舗のスクラップアンドビルドを進めるなど経営改善に努めていたものの、ここに来て新型コロナウイルスの影響により店舗の休業を余儀なくされ、急速に売り上げが落ち込み、事業継続が困難となった。
(Yahoo!ニュースより)

クレープ店のフランチャイズとして代表的なブランドの一つだったクレージークレープスのクラフトフーズが倒産しました。
タピオカブームに加え、新型コロナウイルスがとどめを刺した形になったようですが、このニュースを見て、クレープ店の弱点を解決できなかったことが大きな要因だったのかもしれないと感じました。
その弱点とは夏場です。
同社が展開していたたこ焼き店も同様ですが、温かい食は夏場に売上が下がります。
その為、夏場はかき氷やアイスクリームなどを提供することで、季節変動を少なくしようとしますが、専門店ほどの売上にはならない。
商業施設であれば、冷房が効いた空間なので路面店ほど売上が落ちこまないでしょうが、その分家賃も高くなる上、商業施設を奪い合う状態になります。
逆に夏場が強く、冬場が弱いのがかき氷やアイスクリームです。
かき氷は、年中食べたいというマニアの方を除くと、同様に冬場が弱い状態ですが、アイスクリームは冬場でもアイスというニーズがあり、サーティーワンなどは順調のようです。
さらにサーティーワンはコロナ禍でも売上を伸ばしており、ブランド力を感じざるを得ません。
コロナが収束しても、夏場という売上が下がる時期を迎えるクレープ店ですが、果たして他のフランチャイズはこの時代の変化に対し、どのような進化をしていくのでしょうか。
注目です。

2.せんべろステーキが西東京初上陸!

株式会社奴ダイニングは、JR立川駅北口近くに初のフランチャイズ店舗である肉バル「ビーフキッチンスタンド 立川店」を、6月6日(土)にグランドオープン致します。
これを記念して、ジムビームハイボールが何杯飲んでもタダになる「ゼロ円ハイボールキャンペーン」も6月6日、7日、13日、14日の11時30分から18時まで、1時間制で開催致します。
(ニコニコニュースより)

コロナ禍でのスタートとなるビーフキッチンスタンド立川店。
テレビにも取り上げられたブランドで、これから店舗数拡大が予想される業態でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響で居酒屋業態にとって厳しい状態が続きます。
テイクアウト対応もするようですが、果たして初のフランチャイズ店は軌道に乗っていくのか。
注目です。

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