フランチャイズ展開

１．ステーキけんの元運営会社が事業停止、破産へ

株式会社MFS（旧：株式会社エムグラント・フードサービス）は、2月28日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任。自己破産申請の準備に入った。
「ステーキハンバーグ＆サラダバー けん」のフランチャイズや店舗運営受託を手がける会社が相次いで破産手続き開始決定を受ける動きを見せていたほか、近時では「ステーキハンバーグ＆サラダバー けん」事業を2019年7月1日に名古屋市に本社を置く別会社に譲渡。
今年1月10日に商号を（株）エムグラント・フードサービスから（株）MFSに変更していた。　
負債は債権者約90名に対し約4億5000万円。
（ライブドアニュースより）

ロードサイドのハイエナと呼ばれた井戸実氏のMFSが事業停止となりました。
既にステーキけんはジーテイスト社へ事業譲渡しており、様々なブランドをフランチャイズ展開している同社がステーキけんをどのように展開していくのか、注目です。

２．カーブスＨＤはウリ気配スタート

きょう東証１部市場に新規上場したカーブスホールディングスは、公開価格と同じ７５０円ウリ気配でスタートした。
同社は女性専用フィットネスクラブ「カーブス」を国内外で展開しており、国内ではフランチャイズ本部として２００８店舗、８６万４０００人の会員を抱えるフランチャイズチェーンを管理しているほか、ＦＣ加盟店の研修施設及びモデル店舗として直営７店舗（１９年１１月末時点）を運営している。
（Kabutanより）

コシダカホールディングスとは資本関係のない分離した子会社として上場したカーブスホールディングスは、2017年に整備したスピンオフ税制による初の上場例となりました。
カーブスホールディングスは、女性専用とサーキットトレーニングジムを展開していますが、既にフランチャイズ加盟店が2008店舗と、そろそろ限界が来ていると思います。
しかし、男性向けの新たなブランドを立ち上げるなど、まだまだフランチャイズ展開を加速していきたいことを考えても、今回の上場により、得るものそして展開スピードは変わってくるのではないでしょうか。
今後に注目です。