フランチャイズ展開

1.メソッドカイザーを買収

トップカルチャーが反発している。
５日の取引終了後、タリーズコーヒーのフランチャイズ運営を行うメソッドカイザーの全株式を取得し子会社化したと発表しており、好材料視されている。
Ｂｏｏｋ＆Ｃａｆｅスタイルの新規導入や既存店舗の運営を蔦屋書店事業と戦略を合わせて展開することが可能となり、今後の企業価値の向上に資すると判断したという。
取得価額は非開示。
なお、２３年１０月期業績への影響は現在精査中としている。
（MINKABUより一部抜粋）

トップカルチャーと言えば、上場までしているメガフランチャイジーとして有名な企業ですが、その成長の基となったTSUTAYAの事業が低迷していることから、どうなるのかな？と思っていました。
そこへタリーズコーヒーのフランチャイジーの買収。
ここからタリーズとTSUTAYAをミックスした店舗展開をしていくことが予想でき、それが好材料と判断されたようです。
２つの事業に加え、社員やアルバイトの効率化が図れるならば、業績の向上にもつながるかもしれませんが、果たしてどうなるのか。
今後に注目です。

２．SNSで話題の鰻専門店

フランチャイズ本部や加盟店への支援を行うフランチャイズジネスインキュベーション株式会社がオーナー制に基づき運営する「うまい鰻を腹いっぱい!」をコンセプトにした鰻専門店「鰻の成瀬」日本橋店を6月16日にオープンいたします。
都内では練馬店に続き2店舗目となります。
（PR TIMESより一部抜粋）

最近、浅草へ行った時に「名代宇奈とと」に外国人の行列ができているのを見ました。
プレスリリースの「鰻の成瀬」は「名代宇奈とと」に比べると高いですが、一般的な鰻専門店に比べるとリーズナブル。
味・価格・安全性の3つの理想に到達した鰻のみを使用していると言いますから、それが消費者に伝われば、日常使いやいつもよりも少し高い鰻を、というニーズにマッチする業態として面白そうです。
今後のフランチャイズ展開に注目です。