フランチャイズ展開

１．宿泊手続き「スイカ」で完結

ＪＲ東日本は、宿泊客が手持ちの交通系ＩＣカード「Ｓｕｉｃａ（スイカ）」でチェックインからチェックアウトまでの手続きを完結できるホテルを１月に開業した。
接客業務を大幅に減らすことで少人数での運営を可能にし、価格を抑えた。
ホテルや旅館で人手不足が課題となる中、フランチャイズ方式での地方出店も目指す。
（北國新聞DIGITALより一部抜粋）

どの業界でも人手不足が続きますが、ホテルや旅館も人手不足で悩んでいます。
今回、JR東日本が開発したのは、チェックイン・チェックアウトだけでなく、鍵の代わりにもスイカがなるという仕組みです。
また予約もサイト上からしかできないので、受付業務の人材を減らすことができます。
仕組みだけを販売するのかと思ったら、このシステムを取り入れたホテルをフランチャイズ展開するとのこと。
近年はアパホテルのフランチャイズ展開が目立ちますが、どのようなフランチャイズ展開をしていくのか。
今後に注目です。

２．クックビズ、ラクミーと業務提携契約を締結

飲食・フード産業特化の人材サービスを提供するクックビズ株式会社は、飲食店経営のDXを推進する株式会社ラクミーに対して2022年11月に出資を実施、この度、業務提携契約の締結にいたりましたのでお知らせします。
（下野新聞SOONより一部抜粋）

最近、飲食業界で耳にすることが多くなったラクミー。
そのラクミーと業務提携をし、クックビズの「食 × 経営支援」領域において、フランチャイズ本部事業「cookbiz FC」をスタートし、DXパッケージを搭載したフランチャイズモデルの開発・展開を行う予定とのことです。
上記のJR東日本もそうですが、システムからフランチャイズ化するというビジネスモデルが増えてきました。
例えば、エニタイムフィットネスもそうです。
フランチャイズ展開をするためにはどうすれば？と考えてたどり着いたのが24時間365日利用できる無人でも運営可能なフィットネスジムです。
これまでは、店舗での成功⇒多店舗化⇒フランチャイズ展開というケースが多かったのが、今後は　仕組づくり⇒実験店舗⇒フランチャイズ展開というケースが増えてくるのかもしれません。