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20年2月のFC業界の振り返り

1.新型肺炎の影響は?1月売上で明暗

新型肺炎が小売り業に影響を与えている。1月のコンビニエンスストアの売上高はマスクなど衛生用品販売が好調だったことから前年同月比0・4%増。一方の百貨店の1月の売上高は感染を恐れて来店客が減り、同3・1%減となった。
日本フランチャイズチェーン協会によると、コンビニの1月の売上高は同0・4%増の8353億円。衛生用品のほか、温かい調理麺や冷凍食品など中食が好調に推移した。客単価も同1・2%増の648・6円となった。ただ店舗数は同0・2%減の5万5581店に減少した。
日本百貨店協会によると、百貨店の1月売上高は同3・1%減の4703億円。暖冬で冬物重衣料の販売が苦戦した。1月の訪日外国人客(インバウンド)による免税売上高は同20・9%増の316億円を記録し、「(統計を取り始めてから単月として)4番目の高さだった」(山崎茂樹専務理事)。
しかし、下旬からは集客、売り上げともに厳しい状況。2月1日から17日までは、新型肺炎の影響で国内外の来店客が減り、売上高は前年同期比17%減。「これ以上感染が広がるなら休店も念頭を置くところもあるが、現時点では一般的な対応で営業を続けたい」(同)としている。
(ニュースイッチより)

世界中の経済にも影響を与える新型肺炎。
毎年開催されるフランチャイズショーも今年は中止が決定しました。
明るい話題がないように思われるフランチャイズ業界で2月はどのようなニュースがあったのでしょうか。
振り返ってみたいと思います。

まずはセブンイレブンやソフトバンクで加盟店がフランチャイズ本部の指示により、契約解除や強制閉店・オーナーチェンジという話題です。
セブンイレブンではクレームが多かったから。
ソフトバンクでは一定期間内に低評価が続いたから。
ということです。
コンビニの件もあり、経済産業省は目を光らせていると思いますが、フランチャイズ業界に変化があるのか注目です。

次に串カツ田中が鳥料理事業に参入というニュース。
沖縄で4店舗を運営する、みたのクリエイトから鳥玉ブランドを譲り受け、沖縄を含む国内外で鳥玉を出店すると発表しました。
既に串カツ田中は275店舗(海外2店舗含む)を展開しています。
上場していることもあり、今後の成長戦略のためには更なる柱が欲しかったのでしょう。
実際に、フランチャイズ展開をしている企業のセカンドブランドは、既存の加盟店に営業できることから、展開しやすさはあります。
新型肺炎の影響を受けていると思いますが、逆風の中、新たな柱として更なる成長をしていくのか。
注目です。

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