フランチャイズ展開

１．ブランシェが全国フランチャイズ展開へ

サッポロビール株式会社と、株式会社ブランシェは、「美容師による飲食店経営モデル」で、美容業へ向けた飲食店フランチャイズのプラットホームを構築し、イタリアンバル「トン・ガリアーノ」の全国展開を目指します。
地域の顧客を獲得し、高いリピート率を誇る「美容師」が、高水準のおもてなしで飲食店を営むことにより、これまでの飲食業界にはなかった新たなルートで、顧客満足を実現します。
この事業は、愛知県春日井市で美容室や飲食店の経営、美容商材製造、託児所など、地域に根ざしたサービスを多分野展開する「ブランシェグループ」が仕掛け人です。
美容師マインドを持つスタッフが飲食店のオーナーとして活躍し、売上に貢献したり、飲食店のマネジメント能力を美容室経営に活かしたりと、「美容師による飲食店経営」や「会社として美容業を軸に飲食店も経営する」ということに想像以上の利点があることを実感。
美容業界の強みを活かした新事業により、業界全体に新ビジネスを提案する、大規模なフランチャイズ展開を考案・構築しました。
今回は、ブランシェグループが愛知県内で展開しているイタリアンバル「トン・ガリアーノ」のライセンスを、美容師がオーナーを務めることを条件に販売します。
「美容業界が運営する飲食店」として、全国にフランチャイズ展開し、美容室がこれを運営することで、既存の美容業・飲食業の領域を超えた、独自性のある新たなメソッドを確立。
「付加価値の高い接客技術の提供」「新たな市場の創出」「両業界の持続的な成長」など、さまざまな効果を期待しています。
店舗は、2022年3月までに全国250店舗の出店を目標としています。
（ニコニコニュースより）

人材不足はどこの業界でもありますが、美容業界の人材不足も深刻です。
そんな中、美容師が飲食店を営んだら、さらに人材不足が加速するのでは？と思ったら、両業界の持続的な成長も視野に入れたフランチャイズ展開のようです。
美容師は職人だと例える方もいますが、特有のマネジメント力不足を飲食店で養い、強みである顧客の取り込みやリピート率の向上は飲食店経営に役立つでしょう。
さらにサッポロビールが業務フォロー全般をするということで面白そうなフランチャイズビジネスです。
ただ、フランチャイズに加盟している美容室では、本部がOKを出すのか分かりませんが、果たして今後、どのようなフランチャイズ展開をしていくのか。
注目です。

２．ヤサカ商事が、コインランドリーＦＣに加盟

大型コインランドリーのフランチャイズを展開する株式会社 mammaciaoは、ヤサカ商事株式会社と、フランチャイズ契約を締結し、京都府向日市に、ヤサカ商事 FC1 号店となる、ヤサカ洛西口店を13日にオープン致します。
（ニコニコニュースより）

「共働き世帯の増加によるまとめ洗いニーズ」「寝具など大物洗いニーズ」によりコインランドリーニーズが拡大しているようです。
それと共に、加盟店側としては人材採用難に伴う人材不足で、少人数でできるビジネスニーズも高まっているのでしょう。
mammaciao社も加盟店と消費者のニーズ拡大に伴い、フランチャイズ展開が加速しているようです。
はたして、どこまでコインランドリーのフランチャイズ展開は加速していくのか。
今後の動きに注目です。