「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋は6月16日、富山県富山市の同社フランチャイズ店で、客や従業員の個人情報が入ったノートパソコンが盗難にあったと発表しました。
ノートパソコンには、計約1000人の氏名、住所、電話番号、年代などの個人情報が保存されていました。
(ZUU onlineより)
最近、個人情報の流出ニュースが多いように感じます。
恐らく今回の個人情報はフランチャイズ本部でなく、加盟店側に帰属するのだと思いますが、各加盟店が個人情報管理をしっかりしていたのかも重要です。
最低限でも
1.個人情報データにパスワードを設定する
2.特定の地位の方しか見れないようにする
3.従業員に守秘義務に関する誓約書を書かせる
の3つくらいはして欲しいものです。
「千金堂」ブランドの住宅フランチャイズ・チェーン等を運営する株式会社千金堂は、千金堂FCの加盟店である株式会社ジョー・コーポレーションが、2015年2月に債務整理に入り、施工中物件の稼働停止および全社員の解雇をしたことを受け、仕掛り中の戸建住宅39物件およびリフォーム工事4物件の残工事をFC本部としてすべて引き受け、工事を継続させるとともに、同社の従業員31名を千金堂が受け入れ、雇用することで就業機会の確保も行いました。
(SankeiBizより)
数年前に富士ハウスやアーバンエステートが破産し、未完成物件が多く出たことから住宅完成保証制度が取りざたされましたが、今回はフランチャイズ本部が仕事も従業員も引き継ぐという、保証制度以上にお客様を安心させる結果だったのではないでしょうか。
しかし、本部側にとっては負担が大きいはずです。
今後も住宅メーカーに限らず、様々な業界でも同様なケースが出る恐れはありますので、本部の姿勢が問われることでしょう。