中古ブランド品販売の大黒屋ホールディングスは6月15日、同業のブランドオフと資本業務提携すると発表しました。
8月末をめどに大黒屋ホールディングス子会社で中間持ち株会社のエスビーオーがブランドオフの発行済み全株式を取得します。
株式取得費など20億円やブランドオフから引き継ぐ負債を合わせた買収額は90億円前後となるもようです。
(日本経済新聞より)
フランチャイズ展開をしている大黒屋と、同じくフランチャイズ展開をしているブランドオフの資本業務提携に関するニュースです。
貴金属やブランド品の買取専門の業態が増加し、貴金属やブランド品の買取・販売の両方を行う企業としては、近年大打撃を受けてきたことでしょう。
しかし、撤退する店舗も増え始め、業界は再編の時期に突入してきたのだと思います。
近年、目にすることが多くなったブランド品の買取・販売店ですが、その原型とも言える質屋は鎌倉時代から存在したと言われています。
急激に成長して、成長が鈍化しているのではなく、長い歴史の中で発展し、今に至るというところでしょうか。
いずれにせよ、ブランド品の買取・販売事業は、今後再編の時代に突入することが予感させますが、果たして次はどのようなニュースが飛び込んでくるのか。
注目です。
アパホテル株式会社は6月13日、株式会社MSKとフランチャイズ契約を締結、「アパホテル上越妙高駅前(仮称)」の起工式を実施しました。
開業は2018年7月の予定です。
1階に大浴場とレストラン、2階に会議室、ホテル敷地内に駐車場を併設し、上越市周辺工業団地を主体としたビジネス需要の獲得と、妙高市周辺の観光需要の獲得を目指します。
(遊都総研より)
ビジネスホテルと言えば、以前はビジネス需要がある立地でしたが、2020年に向け、訪日外国人観光客が増えることから、観光需要も見据えた場所も物件開発時には必要で、そういった意味では難しい立地探しだなと感じました。
既に需要があるところでは、物件開発は難しいでしょうし、これからという所は博打のような意味合いになってしまうので、その匙加減もしくは既にあるので高くても鉄板という場所を探すというのは物件開発者もしくはフランチャイジーの先見の明によります。
今後もアパホテルの加盟のニュースはまだまだ増えそうですが、やはり加盟開発をどうやっているのか気になります。