衣料品工場と連携した通販サイト「ファクトリエ」を運営するライフスタイルアクセントは1月24日、台湾に海外1号店を開きました。
台北市にあるTSUTAYAのフランチャイズ店に進出し、衣料品を試着できるスペースを用意します。
ネット通販からのみ購入できるようにし、在庫リスクを抑えて海外に売り込みます。
ファクトリエは工場と直接取引し、価格を従来の半分以下に抑えた衣料品を展開します。
台湾は日本製への興味が高くサイトへのアクセスも上位5カ国・地域に入っており、進出を決めました。
(日本経済新聞より)
ガイアの夜明けでも取り上げられ、国内で一定の認知度があるファクトリエが台湾に進出するようです。
しかもTSUTAYAに試着スペースを設け、購入はネットからなので在庫リスクを抑えるというビジネスモデルのようです。
国内では似たようなビジネスモデルでECO&KIDS AKIRAが展開している例がありますが、小売業が抱えるリスク2つ(「在庫リスク」と「ECサイトと競合」)を抑えたビジネスですから展開が楽しみです。
アウトレット家具販売のビッグウッドは関東で出店攻勢に出ます。
1月27日、関東1号店を東京都青梅市で開業しました。
2018年末までの2年間で直営店を9店出店する予定です。
地域の中小の家具店向けにフランチャイズチェーン展開も進めます。
同社は四国や九州で店舗展開していますが、割安感を打ち出して大消費地の関東の市場を開拓します。
(日本経済新聞より)
家具市場では業界一位のニトリが郊外だけでなく、都心の百貨店などに出店し続けていますが、ビックウッドはフランチャイズにより対抗しようという考えなのでしょうか。
2年で9店舗というスピード出店。
果たしてどのような展開になるのか、注目です。