フランチャイズ展開

１．ファミマ、単身者もオーナー可能に

ファミリーマートはフランチャイズチェーン加盟店のオーナーになれる条件を緩和します。

原則夫婦２人が専業で働けることが条件でしたが、事前にインターン社員として研修を受ければ単身者でもオーナーになれるようにします。

セブン―イレブン・ジャパン、ローソンを加えた大手３社の2016年度の新規出店数は4000店弱に達する見込みです。

（日本経済新聞より）

当ブログでこれまでにも、コンビニの話題は何度も取り上げてきましたが、出店競争のハードルとなっている条件を緩和することで拡大を目指すようです。

24時間営業というビジネスモデルが、今後ますます加速するであろう「人材採用難」「人件費の高騰」に一人で対応できるのでしょうか。

24時間営業のフィットネスジムのように、会員制やマイナンバーを利用し、店内に入店でき、無人状態でも支払ができるようになれば別かもしれませんが。

２．ベストウェスタンレンブラントホテル東京町田のリブランド開業

価値開発株式会社は4月28日、フランチャイズ方式による「ベストウェスタンレンブラントホテル東京町田」のリブランド開業を決定したと発表しました。

これまで同社グループでは、直営によるオペレーション方式のホテル展開と並行し、フランチャイズ方式のホテル展開にも注力してきました。

平成26年4月1日には、同社グループ初のフランチャイズ方式のホテル「ベストウェスタン東京西葛西」「ベストウェスタン横浜」を開業し、平成27年4月1日には「ベストウェスタンレンブラントホテル鹿児島リゾート」を開業しています。

フランチャイズ方式での展開では、同社はアドバイザリー契約を締結し、運営支援を行います。
同社グループは、日本国内でベストウェスタンブランド展開の開発権利及びライセンスを保有しており、同権利を活用した開業となります。

（遊都総研より）

インバウンド需要の増加に伴い、ホテルの建設ラッシュは相変わらず止まらないようです。

アパホテルもフランチャイズ契約を新たに結び、来年の7月に秋葉原でオープンすることを発表していました。

加熱する訪日外国人観光客への消費戦争。

2020年に向け、どのような動きがあり、2020年以降はどうなっていくのでしょうか。

フランチャイズ業界という視点で今後も注目していきたいと思います。