コンビニ大手のファミリーマートは、コインランドリー事業に参入します。
店舗を改装して併設したり、広い駐車場に設置したりして2020年3月末までに500店を展開する計画です。
店舗の改装や洗濯機などの導入費用に100億円を投じるといいます。
共働き家庭の増加を背景に、来店動機につなげる狙いです。
来年3月にも関東地方にある2店舗の敷地内にコインランドリーを併設します。
18年度中に100店、19年度には500店に広げる予定です。
(朝日新聞DIGITALより)
個人的にはなぜもっと早く参入しなかったのだろ?という印象です。
コンビニの立地はコインランドリーと相性が良いはずですし、コインランドリーの防犯上も有利です。
また、ほぼ無人(お金の回収や洗剤等の補充などを除く)なので敷地が大きいロードサイドのコンビニではファミリーマート以外でも導入した方が良いと思います。
ファミリーマートは2017年10月末現在、フランチャイズ加盟店も含め17768店舗を展開しています。
現在の店舗数でも、2020年の目標に掲げる500店は3%弱です。
ファミリーマートのフランチャイズ加盟店の中には導入実績によっては導入を望む企業も多いと思いますし、他の2社も同様のサービス
始める可能性もありますので、今後のコンビニ業界の動向に注目です。
児童向けロボットプログラミング教室を手掛けるスタートアップ企業、夢見る株式会社は全国でフランチャイズチェーン展開を加速します。
2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されるのに備え、全国の学習塾を軸に契約先を増やします。
19年度中に現在の約3.8倍の300校体制を目指します。
京都を中心に学習塾「成基学園」を26教室展開している成基とフランチャイズ契約を結びました。
(日本経済新聞より)
2020年のプログラミング教育の必修化に向け、業界での動きが活発化しそうだと感じるニュースです。
夢見る社が目標どおり、2020年までに加盟開発を加速し、300校体制を実現するのか。
競合他社がそれを阻むのか。
もしくは大手個別指導学習塾等が参入して売上・店舗数を伸ばすのか。
それともM&Aなどで異なる業界もしくは競合他社が買収や資本業務提携をするのかなど、様々なケースが考えられますが、2020年に向け、フランチャイズ業界全体で様々な動きがありそうです。