次世代の店舗や街づくりに関する製品・技術を集めた総合展示会の日経メッセ「フランチャイズ・ショー」が1月31日午前、東京ビッグサイトで開幕しました。
フランチャイズ・ショーは34回目の開催で展示スペースを拡大しました。
単独として過去最大の227社・団体が出展します。
2月2日までの期間中に3万人以上の来場を見込みます。
新たに人手不足や訪日外国人への対応などの課題の解決に寄与する製品・技術をそろえたゾーンを設けました。
日本からの海外展開だけではなく、日本でのフランチャイズ展開をめざす10カ国・地域の企業や団体も出展します。
ペット専門の介護や葬祭業、高齢者向けにリハビリに特化したデイサービスや介護用のリフォーム、家事代行サービスといった今後の需要拡大が見込める分野も幅広く充実させました。
(日本経済新聞より)
昨年から3月ではなく2月初旬に開催されることになったフランチャイズショーですが、速報を見ると、今年の来場者数は30,763人(昨年は36,912人)と見込み通り3万人以上が来場しました。
3日目には雪が降ったこともあり、その日の来場者数は1万人を割りましたが、平均すれば1日1万人以上が来場したことになります。
今年は出張と重なり、フランチャイズショーに訪れることが出来ませんでしたが、過去最大の出展数だったようで、会場マップを見ると巨大なブースを構える企業が何社もありましたから、例年以上に盛り上がっていたのではないでしょうか。
土日を挟み、今日からがフランチャイズ本部にとっては、見込み客(来場者)の囲い込みを始めるタイミングです。
年始からフランチャイズ業界が盛り上がるかどうか、出展企業の今後のフランチャイズ展開に注目です。
子供向けプログラミング事業を展開する株式会社ナチュラルスタイルは、模型のトップブランドである株式会社タミヤと共同でオリジナルのロボティクス学習カリキュラムを開発。2018年4月より全国59拠点72教室で「タミヤロボットスクール」のフランチャイズ展開をスタートします。
タミヤロボットスクールでは、子供達が「モノづくり」や「プログラミング」を通しての体験・学びにより、自ら発想やひらめきをし、それを作り上げる課程で試行錯誤(トライ&エラー)をする事によって、これから必要とされる「生きる力」を身につけてもらう為の機会を提供致します。
(PR TIMESより)
2020年度から小学校ではプログラミングが必修化されることを受け、プログラミングスクールは年々増加しています。
今回はタミヤがロボットスクールをフランチャイズ展開するとのことで、プログラミングだけでなく、モノづくりも体験し、学べるというのは子供たちの心をつかむのではないでしょうか。
1月末時点で全国59拠点72教室の展開が決まっているようですが、果たして2020年までにどのくらいまで教室数を増やすことができるのか。
今後のフランチャイズ展開に注目です。