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ガストで本格ピザ展開

1.ガストで本格ピザ展開

既存店強化策の一環として「ピザ」を全面リニューアルし、宅配ピザ市場に触手を伸ばすのは、すかいらーくレストランツが運営するファミリーレストラン「ガスト」です。
同社は今年4月、「ガスト」全店に生地にこだわった新しいピザを投入しました。
既存店売上高の拡大と、地方でのピザ宅配モデルを確立するため刷新したもので、ウーバージャパンが運営する「ウーバーイーツ」との連携も強化し、ファミレス市場だけでなく、宅配市場も取り込む考えです。
来年10月には消費税率が8%から10%に引き上げられますが、それと同時に導入されるのが軽減税率です。
外食店はイートインの場合10%、テイクアウトの場合8%に据え置きが予定されており、宅配事業を強化することで、同社は増税後も選ばれる外食店として、確固たる地位を確立したい考えです。
(食品産業新聞社ニュースWEBより)

軽減税率を見込んで、宅配事業に力を入れるとガストが発表したことを受け、取り上げられたニュースです。
記事の続きにもありましたが、宅配ピザ市場は横ばい傾向ながらも、人材不足からフランチャイズ展開をしているピザチェーンなどを中心に、宅配ではなく持ち帰りを強化しています。
また、今月13日のブログにも書きましたが、日本ピザハットが昭和シェル石油との業務提携を発表しました。
背景にあるのは持ち帰りの強化で、利便性が良い場所で持ち帰りを強化したいという日本ピザハットと利便性が良い場所を持つ昭和シェル石油が手を組んだということです。
ガストは宅配モデルと言っていますが、オペレーションや店舗づくりの仕方によっては持ち帰りへシフトすることも可能です。
宅配ピザ市場のシェア争いも加速しそうですので、今後の市場動向に注目です。

 

2.セーブオン、今月で全店閉店

群馬県発で展開してきたコンビニエンスストア「セーブオン」が31日で全店舗で閉店し、フランチャイズ契約を結んだローソンに転換します。
5店舗で販売している上州名物「焼きまんじゅう」の販売予定はなく、35年間親しんできた「セーブオン」の消滅に、県民からは「寂しい」と惜しむ声が上がります。
セーブオンは、ホームセンター「カインズ」やスーパー「ベイシア」を展開する「ベイシアグループ」の子会社で、1983年に同県渋川市に一号店をオープンしました。
栃木や茨城、新潟、富山などの各県にも進出し、最盛期の2015年の店舗数は県内外合わせて605店を数えました。
昨年1月、ローソンとメガフランチャイズ契約を結び、ことし中に全店舗の転換が決まりました。
群馬県外の店舗はすでに転換し、24日現在、県内に残るのは159店のみとなっています。
(東京新聞TOKYO WEBより)

とうとう今月で全店閉店となるセーブオン。
私は群馬出身ということもあり、今回のローソンとのメガフランチャイズ契約については残念と思いながらも、多くの業界で今後起こるであろう再編の波を感じていました。
大手三社によるコンビニ業界のシェア争いはまだまだ続くと思われますが、今後のフランチャイズ展開も含め、大手三社の動向に注目です。

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