自動車用品店「イエローハット」などのフランチャイズ店を東北でチェーン展開するホットマンが20日、ジャスダックに上場しました。
東日本大震災以降、宮城県の企業の上場は初めてとなるそうです。
ちなみに20日の初値は、公開価格の520円を68%上回る871円でした。
アベノミクス効果か、私どものクライアントでもフランチャイズ展開が加速している企業が多いです。
フランチャイズへの加盟ブームが数年ぶりにやってきたという感じを受けます。
今後、あらゆる業界で事業再編が行われ、シェアを確保していない企業は淘汰されることが予想されます。
生き残るためにも業界TOPを目指す!
そのためにも、追い風の今の時期に加盟開発を加速させないFC本部は生き残れないのではないでしょうか。
ビジネスゲートは、1月31日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったようです。
一時は加速度的に出店を増やした「マーベラスクリーム」をはじめ、チムニーの「はなの舞」の加盟店としても売上を伸ばし、更にはフランチャイズのポータルサイト「探す!フランチャイズ」の運営も手がけ、ピーク時には7億円を超える年商を計上していました。
ポータルサイト事業では、イベントも開催していましたが、イベント運営は厳しかったのではないでしょうか。
ちなみに、ビジネスゲートが運営していた「探す!フランチャイズ」とビジネスマッチングサイトの「ニュービジネスゲート」は、今年2月から別会社の株式会社Biz Riseによって運営されているそうです。
また、ショッピングセンターを中心に展開していた「マーベラスクリーム」が無くなった今、商業施設で強いアイスクリーム業態と言えば「B-R サーティワン アイスクリーム」の独壇場となりました。
銀だこで有名なホットランドがコールドストーンクリマリー社の株式を取得し、展開をはじめますが、もし商業施設を「サーティーワン」と「コールドストーン」ばかりになってしまったとすれば、その他のアイスクリーム業態でFC展開していくのは厳しくなるのではないでしょうか。