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マクドナルド、インドで169店閉鎖

1.マクドナルド、インドで169店閉鎖

米ファストフード大手マクドナルドは8月21日、インドの北部と東部にある169店舗すべてを閉鎖すると明らかにしました。

フランチャイズ店を展開する地元企業との法的な対立を受けた措置です。

マクドナルドのインド子会社によると、フランチャイズ契約先のコンノート・プラザ・レストランに契約違反と支払い不履行があったといい、契約を打ち切ることにしました。

契約の解除により、首都ニューデリーを含む北部と東部の全店舗が閉鎖されます。

フランチャイズ契約先が異なる南部と西部の店舗の営業は続けます。

CPRLのビクラム・バクシ社長はインドのPTI通信に、法的手段が可能か検討すると述べています。

海外のファストフード企業にとって、人口12億5000万人を抱え、外食する余裕のある人が増えつつあるインドは魅力的な市場です。

マクドナルドはインドで6月、営業免許を更新できず、デリー首都圏で40店舗以上を閉鎖しています。

(JIJI.comより)

 

フランチャイズの難しさ、海外での難しさを取り上げたニュースです。

どの程度の内容なのかは分かりませんが、フランチャイズの加盟契約書では、契約解除に関する条文が記載されています。

とは言え、余程のことがない限り、一発退場とも言える即時解除はないでしょうから、何度も催告したにも関わらず、是正されなかったための処置でしょう。

もしインドでも土地・建物を本部が所有し、それを貸し出す形にしているのであれば、次の加盟店もしくはパートナーを探しやすいかもしれませんが、そうでないなら、169店舗を再度作ることになります。

果たして本件については、今後どのような展開を見せるのか。注目です。

 

2.丸亀製麺、フィリピン進出 

トリドールホールディングスはフィリピンで現地パートナー企業とフランチャイズ契約を結び、フィリピン初出店となる「丸亀製麺BHS店」を16日、首都マニラの商業施設内にオープンしました。

高い経済成長が続くフィリピンで「丸亀製麺」ブランドを確立すべく、現地パートナーとしてフィリピン国内およびアメリカ、中近東、中国でアパレル事業を展開する有力企業スイエンの飲食事業子会社B.V.キュイジーヌ社を選定しました。

フィリピン国内では20年までに10店舗を展開する計画です。

同国初となる店舗は人気の商業施設内に位置し、高感度な現地生活者が集まる立地です。

日本国内と同様の讃岐うどんメニューと、「スパイシーポークうどん」「鶏パイタンうどん」など現地化したメニューを提供します。

現地のミドルアッパー層が日常的に利用できる和食となるよう、現地ファストフードと同等の価格帯に設定しました。

(食品新聞社より)

 

フィリピンでは、現地パートナー次第で成功が決まると言っても過言ではありません。

そのあたりも含め、今回はスイエン社の子会社であるB.V.キュイジーヌ社を選んだのでしょう。

比較的現実的な数字ではありますが、2020年までに10店舗の展開は達成されるのか。注目です。

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