フグ料理の関門海は3月22日、シンガポールに海外1号店を開くと発表しました。
フランチャイズチェーン事業を手掛ける現地企業と契約し、4月20日から営業を始めます。
店名は「玄品シンガポール」でオフィス街のタンジョンパガー地区に出店します。
客席数は32席で、フグ以外にカニやウナギなどの料理も扱います。
現地のビジネスマンや日系企業の駐在社員の利用を見込んでいます。
(日本経済新聞より)
とらふぐ料理専門店で日本一の「玄品ふぐ」を擁する関門海がシンガポールへ海外1号店を出店するようです。
現地でFC展開をしている企業と契約して出店するのですから、OPENから賑わいを見せるのではないでしょうか。
フグ、カニ、ウナギは現地調達なのか日本から送るのか分かりませんが、2号店、3号店と続くのか、そして他の国での展開はあるのか、注目です。
生活雑貨やアイデア商品などを扱う小売ブランドMINISO名創優品はこのほど、ハノイ市ハイバーチュン区の商業施設「ビンコムメガモール・タイムズシティ」で、全国12店舗目となる新店舗をオープンしました。
同社は2017年中に国内30省・市で100店舗を展開する目標を掲げており、計画達成に向けてフランチャイズ展開を開始しました。
名創優品は2013年設立し、日本人デザイナー三宅順也氏と中国の若手企業家葉国富氏が創設したブランドで、日本のほか、中国やシンガポール、フィリピン、米国、イタリア、ドバイなど海外に約1600店舗を構えています。
同社は2016年9月にベトナム初進出を果たし、ハノイ市に3店舗をオープンしました。
同年12月にはホーチミン市にも出店し、5店舗を一斉にオープンしました。
(VIETOJOより)
関門海のシンガポール進出に続き、MINISO名創優品がベトナムで5店舗一斉オープンの話題です。
2013年に設立し、既に全世界で約1600店舗という出店スピードは驚愕です。
通常であれば、年内に100店舗というのは難しいのではと思ってしまいますが、実際に短期間でこれだけ出店しているのであれば、そうなるのだろうという仮定のもと、先の展開を考えてしまいます。
フランチャイズ展開で加盟開発がうまくいき、急速に出店した企業が苦しむのは、質の低下です。
教育が適正に行えず、またそのフォローもできていないというパターンです。
つまり、スーパーバイザーの数や教育が足りず、一人で過剰な店舗数を担当し、適切な経営指導ができない状況になるということです。
いずれにせよ、年内100店舗を達成できるかも気になるところですので、注目です。