コメダホールディングス傘下で「コメダ珈琲店」を展開するコメダは、出店加速へ新たな施策を打ち出します。
個人のフランチャイズオーナー向けに、建物や内装の工事代といった初期投資をコメダが一時的に肩代わりします。
個人がフランチャイズ経営に参入しやすくすることで、現在の約740店から2020年度までに1000店へ拡充する計画です。
(日本経済新聞より)
フルサービス型のカフェチェーンとしては、日本一の店舗数を誇るコメダ珈琲店ですが、更なる拡大に向け思い切った戦略を打ち出しました。
コンビニではよく見かける加盟方法で、資金力のない個人がイニシャルではなくランニングで支払うという形です。
不動産収入のような安定収入を得られる反面、本部側に資金力が必要になりますが、こういう時こそ上場した意味があったのではないでしょうか。
私どもがコンサルティングを行う「独立支援制度」でも、こういった形で展開をすることがありますが、果たしてこれが功を奏し、2020年までに1000店舗を達成できるのでしょうか。
今後の加盟開発がカギを握りそうです。
リノベーションのフランチャイズ「リノリースCLUB」を運営する株式会社TRNは空室をお持ちの大家様物件登録サイト『KARIRU』を3月20日にオープンしました。
KARIRUは全国の空室に困っている大家様が所有する空室物件を本サイトに登録するとTRNが法人入居者として10年間お借りし賃貸経営をサポートするもので、これまでにあまり例がない画期的な試みとして賃貸業界から熱い視線を集めています。
(プレスリリースゼロより)
家賃保証というのは聞いたことがありますが、サイトに登録すると10年間借り上げするというのは、驚きの試みです。
さらに借りた部屋は原則として「管理手数料」「原状回復費」「広告料」の負担が大家さんにないそうです。
諸条件などをクリアした物件だけだということなので、その審査が厳しそうですが、これは問い合わせも多いでしょう。
どのくらい掲載されるのか、注目です。