幸楽苑ホールディングスは10月27日、ステーキ店を展開するペッパーフードサービスとフランチャイズ契約を締結すると発表しました。
ペッパーの「いきなり!ステーキ」に業態転換し、12月下旬に1号店を出店する計画です。
幸楽苑ホールディングスが展開する外食店はほぼ「幸楽苑」単一ブランドです。
グループ1000店舗体制を目指し、急成長する「いきなり!ステーキ」に業態転換することでドミナントエリア内での自社競合を回避し、経営効率の改善と企業価値向上を目指します。
(msnより)
単一ブランドでの展開の限界を感じてのフランチャイズ加盟でしょうか。
確かに新規事業で実験を繰り返し、展開していくよりはフランチャイズに加盟した方が素早く・安全に展開が可能です。
多店舗展開のプロである幸楽苑グループがこのような戦略を取るのですから、新規事業を考える企業にとっては参考にすべき戦略ではないでしょうか。
フランチャイズへの加盟についてはお気軽にご相談ください。
ファミリーマートと九州地方でTSUTAYAのフランチャイズ展開を行うニューコ・ワンは10月25日、ファミリーマートとTSUTAYAの一体型店舗「ファミリーマートTSUTAYA植木店」をオープンしました。
既に営業している「TSUTAYA植木店」を改装し、ファミリーマートと売場を一体化させた新たな店舗としてリニューアルした店舗です。
映像・音楽・書籍の販売・レンタルを行うTSUTAYAエリアと、ファミリーマートエリアには間仕切りがなく、お客が自由に往来できます。
ゆったりくつろげるように、イートインスペースとして約20席設けました。
TSUTAYA売場に設置したソファ席で、コーヒーなどのドリンクをBOOK&Cafeとして楽しめます。
(流通ニュースより)
今年に入り、TSUTAYAの閉店情報をよく目にする気がします。
ネットやスマホの普及により、借りにいかなくても自宅で観られる・聞けるという時代になってきたからでしょうか。
ただ、今回のような併設店というのは、TSUTAYAの新たなビジネスモデルとして定着していくのではないでしょうか。
スターバックスコーヒーの併設店舗は都内でも見かけますが、コンビニや古着などの小売り業態との併設店舗も増えています。
CCCとの業務提携をするフランチャイズ本部が現れ、新しいTSUTAYAを展開する日は近いのでしょうか。
今後の展開や加盟状況に注目です。