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ローソンが新卒起業家育成制度を開始

1.ローソンが新卒起業家育成制度を開始

ローソンが2019年卒採用から「新卒起業家育成制度」を始めました。
採用者は契約社員として入社し、2か月間実店舗で業務を覚えた後、所定の試験に合格すればフランチャイズ店のオーナーとして働くことができます。
制度名に「新卒」と付いてはいますが、既卒者も応募可能で学歴も不問です。
契約社員として働く間は、固定給として月25万円が保証され、社内規定に応じて年2回の賞与も出ます。
ローソンのフランチャイズ制度ではこれまで、オーナーになるためには、20歳以上で、2人以上の専従者を設け、店舗近隣に住宅を準備できる人などの条件がありました。
「新卒起業家育成制度」ではこれらの条件が緩和され、1人でも開業が可能です。
開業に必要な費用や資金のバックアップも充実しています。
通常のフランチャイズ制度では、研修費50万円と開店準備手数料50万円、合わせて100万円の費用がかかります。
しかし、今回の制度ではこの100万円が免除され、さらに「FC加盟奨励金」として100万円が支給されます。
退職・独立時には、引っ越し費用として5万円を上限に支援してもられるほか、家族がいる場合には転居支援金として最大50万円の支援があります。
(@niftyニュースより)

 

ローソンが新卒・既卒者向けにフランチャイズオーナーになれる制度を展開し始めました。
これはいわゆる独立支援制度や社内フランチャイズ制度です。
ローソンだけでなく、フランチャイズ展開をしているコンビニ全体に言えるのかもしれませんが、コンビニ業界の現在および将来のリスクに「採用難」と「オーナーの高齢化」があります。
今回の新卒企業家育成制度は、この2つの解決に役立ちます。
採用難で既存オーナーが新規出店をしないのであれば、オーナーになりたい方を新たな切り口で探せば良いですし、高齢化については新卒者がフランチャイズオーナーになることで若返りを図ることが出来ます。
もしかしたら、他のコンビニでもやり始めるかもしれません。
今後のコンビニのフランチャイズ展開に注目です。

 

2.日帰り温泉型デイサービスはつね

株式会社オフィス313は、買い戻し補償付きフランチャイズ事業を立ち上げます。
株式会社オフィス313が運営する『日帰り温泉型デイサービスはつね』は、都内で3店舗が営業中です。
車椅子の方でも温泉に来たかのような心地になれる入浴デイサービスで、なかなか旅行に行けない高齢者に人気で、安定的な収益を上げています。
オフィス313は、利用者の満足度も高いデイサービスはつねをフランチャイズという手法を使い広めることにより、2つの価値を社会に提供したいと考えています。
1.未経験者がデイサービスの経営に挑戦する機会を増やす:サービス運営者への価値提供
2.満足度の高いデイサービスをより多くの方に体験して頂く:サービス受益者様への価値提供

(PR TIMESより)

 

利用者目線としては、「温泉型デイサービスなら行きたいと思うかも」と思いますが、経営するとなると気になる点もあります。
その前に今回のデイサービスはつねのフランチャイズが提供する2つの価値について見てみます。
まず1つ目の「未経験者がデイサービスの経営に挑戦する機会を増やす」ですが、このブログの上の「ローソンが新卒起業家育成制度を開始」同様、若い経営者がいないという点についての解決策として価値を提供することを思いついたようです。
ただ、初期投資1900万円という額が若い方に出せるかどうか疑問ですが、本部の金融支援機能によるのかもしれません。
2つ目の「満足度の高いデイサービスをより多くの方に体験して頂く」について、フランチャイズ展開を選択したようです。
実際に運営するとなると気になるのは「入浴デイサービス」という点です。
入浴に特化した介護サービスはありますが、入浴デイサービスと聞くと気になるのは2点。
1.温浴設備の衛生管理
2.入浴中の事故
このあたりについては、対策があると思いますが、加盟店側がこのあたりに注意して運営しないとブランド全体に影響を及ぼすこともあり得ます。
どのようなフランチャイズ展開をしていくのか、今後に注目です。

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