日本マクドナルドホールディングスが来年1月からフランチャイズ店に対し、新たな経営支援に乗り出します。
ランチ時間帯の売り上げに応じて本部におさめるロイヤルティーを減額するのが柱で、支援額は20億円規模と予想されます。
2014年12月期にはロイヤルティーを原則、一律減額しており形をかえて15年12月期も支援を継続する方針です。
(日本経済新聞より)
失った信頼を取り戻すまでの間、1店舗でも多く生き残ってもらうための「守り」の施策と言ったところでしょうか。
20億円を投じるなら、攻めるべきか守るべきか。
マクドナルドの規模なら両方を行い、V字回復するのでしょうか。
コーヒーチェーンの「コメダ珈琲店」を運営するコメダがフランチャイズチェーン加盟店に対する支援を強化しています。
店舗開業前の研修内容を充実させたほか、加盟店の経営をフォローする営業担当者を2倍に増やすなど、相次ぎサポート策を導入し、経営に慣れた加盟店が多い中部3県以外への出店を増やしており、サービスなど店舗運営の質を確保していきます。
(日本経済新聞より)
近年、急激に店舗数を増やしてきたコメダ珈琲店。
今後も出店攻勢をかけると思われますが、足元を固めながらの出店攻勢となりそうです。
1000店舗体制も近いのでしょうか。
サードウエーブコーヒー(大量消費、大量生産とは真逆の、豆の産地を重視し、豆の個性を最大限に引き出す淹れ方を追求する新しいコーヒーカルチャー)として有名なブルーボトルコーヒーが来年2月にオープン予定ですが、日本のコーヒー市場にどのような影響を与えるのか。
2015年はこの2社の動向に注目です。