メガネ・サングラスの通販サイトから生まれた「オーマイグラス(Oh My Glasses)」が、フランチャイズ展開を始めます。
フランチャイズ1号店として、米子店が3月17日にオープンします。
山陰地方への出店は米子店が初めてです。
フランチャイズ店舗ではより郊外に適性のある商品構成で、平均単価は直営店よりも5,000円〜1万円程度低く設定します。
今後3年間で10店舗ほど展開を予定しており、フランチャイズ用の商品開発を検討しているほか、遠隔検眼などを導入し眼鏡への知見が無い業者でもフランチャイジーになりやすい仕組みを作るなど、フランチャイズならではのオペレーション設計を進めていきます。
ブランディングの観点からFC展開は郊外のみとし、フランチャイズ店舗は「Oh My Glasses」、首都圏を中心とする直営店は「Oh My Glasses Tokyo」と店名で差別化を図ります。
また今回の山陰地方初進出に合わせ、鳥取銀行などが共同出資するとっとりキャピタルが運用する「とっとり地方創生ファンド投資事業有限責任組合」から数千万円の資金調達を実施しました。
(FASHION NETWORKより)
近年の眼鏡のフランチャイズと言えば、オンデーズをはじめ、比較的リーズナブルな価格帯の商品を扱う眼鏡屋さんがフランチャイズ展開をし始めるというイメージでしたが、今回のオーマイグラスは鯖江製の商品を中心とした商品を広めるブランドというイメージを個人的には持っていました。
今回、フランチャイズ展開をするということは、オーマイグラスの商品が国内でのニーズが増すと共に、素人でも加盟しやすい仕組みを構築したことによるのでしょう。
今回の米子店はファンドから資金調達をしていることからも注目したいと思います。
RIZAPグループがこの日の取引終了後、ワンダーコーポレーションを連結子会社化することを主な目的として資本・業務提携を締結し、ワンダーCo.に対してTOBを実施するとともに、ワンダーCo.が実施する198万株の第三者割当増資を引き受けると発表しました。
RIZAPグループの広告・マーケティングにおける豊富なノウハウや人材を生かして、ブランド力の向上や顧客基盤の拡大を図ることで企業価値の向上を図るのが狙いです。
なお、ワンダーCoでは、調達資金を新規店舗出店および業態転換による店舗強化や新規事業の強化、Webサービスの強化などに当てるとしています。
(みんなの株式より)
ワンダーコーポレーションと言えば、自社業態のフランチャイズ展開だけでなく、フランチャイジーとしても展開している企業で、その企業とRIZAPグループが提携すると、どのような化学反応を起こすのか非常に興味があります。
そしてフランチャイズ展開にどのような影響があるのかも気になるところです。