環境データをクラウドで監視したり、遠隔で作業指示を出したりする新しいタイプの植物工場が登場しそうです。
いちごカンパニーが、2015年夏にシステム販売を開始する予定の、イチゴ栽培用の「完全人工光型植物工場」がそれです。
(日本経済新聞より)
同社は、イチゴが栽培されている植物工場は、温湿度・CO2濃度等の自動制御システムを通して栽培管理されており、自然界では不安定な天候を安定化させることによって、最高レベルの栽培結果を実現すると共に、化学農薬を使用せず、病害虫の発生をコントロールすることにも成功し、洗わずにそのまま食べられる安心・安全のイチゴを可能にしたそうです。
この植物工場のフランチャイズ化が今回発表されました。
同社も母体は異業種であることから考えても、様々な業界からの加盟があるかもしれません。
神戸物産は新業態店の直輸入食品専門店「ガレオン」の多店舗展開に乗り出します。
現在2店ありますが、今秋までに輸入雑貨なども扱うライフスタイルストア型のフランチャイズパッケージを構築して出店を加速化し、秋以降1年程度をかけて50店体制を築きます。
神戸物産では主力の「業務スーパー」が好調ですが、今後の事業の柱として新業態を確立し、業務スーパーとは違う若年層などの新たな客層を取り込む予定です。
(ニュースイッチより)
競合先となるのはカルディのようですが、既に良い立地を確保し、地場に根付いています。
後発のガレオンが展開するには、地場で力を持つフランチャイジーの立地開発が重要になるでしょう。
果たして1年で50店体制を築くことができるのか、注目です。