相模鉄道などを傘下に持つ相鉄ホールディングスが5月30日、JTBの100%子会社で、国内外にホテル66店舗を展開するサンルートの全株式を取得し、子会社化すると発表しました。
これにより、相鉄HD傘下の相鉄インが経営するホテルと合わせると、客室数で国内第5位のホテルグループとなるそうです。
(YOMIURI ONLINEより)
今後益々加速することが予想される、M&Aによる業界再編。
銀行や家電量販店など多くの業界で行われてきましたが、ホテル業界でも再編が始まりました。
今後は業界のトップ以外は生き残れなくなる時代になるでしょう。
しかし、文化の異なる企業同士が合併することは非常に難しいです。
私どもでも、M&Aの際、デューデリを依頼されることはありますが、世の中の水面下では驚くような話が浮いては消えています。
FCが絡む買収は、私どもは得意としておりますので、お気軽にご相談ください。
エネオス販売店の登和石油は6月1日から、大手フランチャイズチェーンのニコニコレンタカーに加盟し、レンタカー事業を開始すると発表しました。
同社の和田社長は「今いる人材を生かした新たな事業展開として、参入を決めました。給油所には車を置く広いスペースもあり、対応可能と判断しました」と語っています。
(室蘭民報ニュースより)
ここ十数年、ガソリンスタンドが減少しています。
2011年の消防法の改正や原油高の影響もありますが、ガソリンスタンドの減少ペースよりも需要が減っていないことから、店舗数が過剰だったものが適正な数に向かっているとも考えられます。
いずれにせよ、廃業せずに生き残るためには、レンタカー事業の参入など、自社の強みを活かした新規事業へ参入するガソリンスタンド経営企業が増えるかもしれません。