オートバックスセブンは、連結子会社である株式会社オートバックス山形の全株式を、フランチャイジーの株式会社シンボに譲渡することを決定しました。
シンボは、カー用品店舗6店舗を運営しています。
オートバックス山形は7店舗を運営しています。
本件M&Aにより、オートバックスセブングループは、羽越エリアの店舗経営体制を最適化し、エリア内の競争力を強化させる予定です。
(ZUU ONLINEより)
珍しいケースかもしれませんが、地場で力を持つジーであれば、元々エリアフランチャイズの仕組みを取り入れていれば良かったのかもしれません。
選択と集中という意味でも、こういった体制に変えていくザーは今後も増えれ来る可能性はあります。
特に斜陽産業と言われる事業のフランチャイズ展開をしている企業であれば。
いずれにせよ、2020年そしてその後に向け、業界トップの企業とニッチな企業以外は淘汰される業界も多いでしょうから、ザーがどのような経営判断をするのかが、チェーン全体にとって重要です。
水産珍味メーカーのホクチンは小売事業の展開を強化します。
独自ブランドの直営店に加え、地方のこだわり食材を扱う「久世福商店」のフランチャイズチェーンに加盟し、3月下旬に北陸地区の1号店をオープンします。
FC加盟で小売りのノウハウを蓄積し、一夜干しなど自社商品の販売拡大につなげます。
将来は北陸の地魚製品、拡大する中食需要を取り込む考えです。
(日本経済新聞より)
地方のこだわり食材を扱う「久世福商店」がフランチャイズ展開をしているということを知りませんでしたが、自社商品の販路拡大にも役立つ加盟というのは選択の一つであり、近年それを目的としたFCブランドも出てきているように感じます。
私どもでは、そのブランドの強みを活かすためにどのような打ち出し方で加盟開発をするかという戦略構築をお手伝いしますが、上記のようなやり方も一つの手法です。
今後はどのようなブランドが「久世福商店」に加盟するのか。注目です。