株式会社甲羅は、「ヨコイ」のフランチャイズ加盟店第一号店を愛知県豊橋市にオープンすることを発表しました。
同社は「おいしさと楽しさの創造企業」として、かに料理の「甲羅本店」を中核に、国内に27業態・284店舗以上を展開している外食企業で、「ヨコイ」は、名古屋のご当地メニューとして有名な「あんかけスパゲッティ」の草分け的存在となっています。
フランチャイズ第一号店は「ヨコイ豊橋藤沢店」で2015年6月16日にオープン予定です。
(Gourmet Bizより)
この記事が気になった点は2つあります。
1つ目は地方発のフランチャイズ展開が加速してきたという点です。
先週は福岡のウェストがフランチャイズ展開すると発表しました。
私どもにも地方からの相談が増えており、今年はフランチャイズ展開をする企業が増えそうです。
2つ目は長年フランチャイズ展開をしている企業が提携などをして、他社のブランドを展開するという点です。
フランチャイザーである甲羅が、今回フランチャイジーになったように、同様のケースもしくはフランチャイザーが他社と提携し、合弁会社を作って展開するなどのケースが増えるのではと感じています。
今年のフランチャイズ業界は騒がしくなりそうです。
コンビニエンスストア大手のローソンは今月11日、セーブオンの長野県内のコンビニ事業を引き継ぐと発表しました。
主に東信地方で展開するセーブオンの県内の全27店舗を7月以降、順次ローソンに転換。ローソンは県内で148店(4月末時点)を運営しており、175店に拡大してブランド力の強化や店舗運営の効率化を進めます。
(信毎WEBより)
これまでにも何度かブログを書いてきたコンビニ業界のシェア争い。
恐らく大手3社と一部の地域で強いニッチなブランドだけが生き残ることになるでしょう。
セーブオンは群馬県に本店を置き、608店舗のうち180店舗は群馬県内です。
人材採用などを考えると今後もこのようなケースは増えそうです。