ファミリーマートは「定食店」の機能を持つ複合型のコンビニエンスストアを多店舗展開すると発表しました。
外食大手のフジオフードシステムと組み、7月に東京都内に1号店を開き、今後5年で200店舗予定のようです。
(日本経済新聞 電子版より)
以前当ブログでも、セブンイレブンがJR西日本と提携し、駅中展開をすることについてお伝えしましたが、既にコンビニの数は5万店を超え、周辺市場を取り込まなければ生き残れない状態になっています。
コンビニ各社が提供するコーヒーは、缶コーヒーやカフェの市場を取り込みましたが、定食店併設コンビニで中食市場を取り込むことができるでしょうか。
日本弁護士連合会は先月28日、東京・霞が関の弁護士会館で「米国におけるフランチャイズ法制から学ぶ日本のあるべきフランチャイズ法制」と題する公開討論会を開きました。
以前当ブログでもご紹介した岡山県の裁判で「セブン店加盟店主は労働組合法上の労働者に当たる」との画期的な判断を出したこともあり、100名以上の見学者が訪れたそうです。
(週間金曜日ニュースより)
以前、弁護士会館で行われた韓国のFC法を学び、日本でもFCに関する法整備を進めるという勉強会に私も参加したことがありますが、海外に比べ、日本のフランチャイズに関する法整備はまだまだ遅れています。
法整備が進むとなれば、少なくとも今よりは加盟店側にとって有利に働くような内容になるのではないかと思います。
さて、今後どのような展開になるのか、注目していきたいと思います。