セブンの「沖縄」戦略とは
1.セブンの「沖縄」戦略とは
2019年度中を予定するセブン-イレブンの沖縄出店計画で、金秀グループのスーパーマーケット事業を担う金秀商事がセブンと加盟店のフランチャイズ契約を結び、100店舗程度を運営する店舗開発の提携が明らかにしました。
離島県沖縄でも自前の生産・流通インフラを整備するセブンは、自社専用体制の構築に向けた県内企業との提携交渉を水面下で進めており、その動向は県内の流通・小売業界の勢力図にも影響を及ぼします。
沖縄での店舗展開でセブンは年間出店50店ずつ、5年で250店舗という計画を公表しており、100社程度を運営する金秀商事以外の企業ともフランチャイズ契約を結ぶ可能性があります。
セブンは人気の高いプライベートブランド商品の品質確保やレシピ保持のため、総菜や弁当などを製造する企業との取引ではセブン専用を原則とするなど、提携先の選定からインフラ整備まで一