フランチャイズ展開

１．餃子の王将、タレ容器の中に虫報道

餃子用タレの容器の中で虫が数匹動く様子を撮った動画がユーチューブに投稿されており、そのことを女性誌が運営会社に取材したうえでウェブ版記事にした。
この報道を受けて、同社は2023年2月9日、公式サイトにお知らせを出し、事実確認はできなかったものの、類似のケースがあったと認めた。
そのうえで、同様のことが発生した店に対し、今後は厳正に対処する方針を明らかにした。
（J-CASTニュースより一部抜粋）

回転ずしなど、SNSで発覚する迷惑行為が相次いでいますが、今回は店側の不祥事のようです。
しかもフランチャイズ加盟店が起こしたとなると、先週も取り上げたようにフランチャイズ本部はもちろん、各フランチャイズ加盟店もその加盟店のせいで大きな打撃を受けることになります。
フランチャイズビジネスのリスクの一つです。
フランチャイズの光と影とも言える、加盟店の不祥事。
本件はどのように収束するのか。今後に注目です。

２．アクアラインが加盟店ビジネスを開始

「水道屋本舗」の屋号で水まわりの修理を手がけるアクアラインが、フランチャイズ事業を開始した。従来は自社社員による工事や修理を行っていたが、今後はFC加盟店に委ねる形に業態を転換。
加盟店から手数料を得る代わりに、eラーニング等による施工技術の指導、マナー研修などを行う。
（リフォーム産業新聞より一部抜粋）

訪問販売での高額請求が悪質とされ、訪問販売の一部が9カ月間停止されていたアクアライン社がフランチャイズ展開を始めました。
集客はアクアライン社で、修理・施工は加盟店ということは、施工代理店のようなフランチャイズの仕組みです。
スケールメリットを活かせる分野ですし、加盟条件は分かりませんが、同業でも異業種でも集客してくれて施工だけとなれば、やりたいという企業は多いでしょう。
あとはフランチャイズということは、アクアラインの屋号を使うことになると思いますが、それがどう判断されるのか。
今後のフランチャイズ展開に注目です。