フランチャイズ展開

1.大吉買収で1000店舗超え！

コロナ禍に伴う逆風で業績に急ブレーキがかかった外食業界だが、ここに来て「コロナ後」を見据えた、積極的な再成長戦略を描く企業も増えてきた。
居酒屋チェーン「鳥貴族」などを展開する鳥貴族ホールディングスもその１社。９月には「やきとり大吉」をフランチャイズ展開するダイキチシステムを完全子会社化することを発表。
鳥貴族HDが描く成長戦略とは？
（ダイヤモンド チェーンストア オンラインより）

飲食業界の中でも焼き鳥業界において、昔からトップに君臨していたダイキチシステムのダイキチ。
フランチャイズの成功事例としても有名な、あの大吉が近年2強にまで昇りつめた鳥貴族ホールディングスの傘下に入ることになるとは、驚きのニュースでした。
コロナ禍で外食産業は縮小し、人件費も食材も上がり続ける状況の中、スケールメリットを活かし、２社が生き残るというのは、他の業界でもあり得る戦略だと思います。
鳥貴族と言えば、一般的なフランチャイズ展開ではなく、独自のカムレードチェーン展開、いわゆる社内フランチャイズにも似た展開を行うことで有名ですが、ある意味、大吉も一般的なフランチャイズとは違う点から考えると相性も良いのかもしれません。
恐らく今後も他の業界、特に飲食業界でフランチャイズ展開をしている企業が買収するようなケースがあるのではないかと想像できますが、果たしてどの企業が我々を驚かせてくれるのか。
注目です。

２．FC会議をライブ配信

株式会社こむぎのが展開する【小麦の奴隷】は、堀江 貴文が主宰するオンラインサロンHIU（堀江貴文イノベーション大学校）から生まれた「地方活性型エンタメパン屋」です。
10月22日に、YouTube【ホリエモンチャンネル】にて「小麦の奴隷FC会議」をライブ配信します。
今回も「小麦の奴隷LABO 自由が丘店」よりお届けします。
（PR TIMESより）

このニュースを見たとき、新たな加盟開発手法として興味を持ちました。
若者にも影響力を持つ、あのホリエモンこと堀江貴文氏が加盟店に関してアドバイスや指導をすれば、それ（堀江氏から指導を受けること）に憧れる者も出てくるでしょう。
しかも、「地方活性化」という響きは、Iターンなどに憧れる若者にとっても魅力的です。
1年8カ月で75店舗、既に130店舗近い店舗出店が決まっているようですので、今後も益々フランチャイズ加盟店が増えることでしょう。
そして、新たな加盟開発手法として、似たような手法が生まれるのではないかと期待してしまいます。