フランチャイズ展開

１．直方にチョコのフランチャイズ店

障害者の就労支援のため、チョコレートを製造・販売する店が福岡県直方市津田町で開業した。
全国展開している「久遠（くおん）チョコレート」のフランチャイズ店で、県内では1号店。
「障害者の働く場であるとともに、チョコレートの本当のおいしさを知ってもらう店にしたい」と意気込んでいる。
「久遠チョコレート」は、障害者雇用を目指す一般社団法人、ラバルカグループが2014年に立ち上げたブランド。
油脂を極力用いないことで、価格は高めだが、カカオの純粋な味を売りにしている。全国各地に店舗を展開し、直方店で27カ所目となった。
（朝日新聞DIGITALより一部抜粋）

ここ数年、Bean to bar（ビーントゥバー）が増えていますが、チョコレート専門店のフランチャイズ、しかも障がい者雇用施設というのは全国発ではないでしょうか。
ラバルカグループは、弊社も障がい者雇用の件で仕事をしたことがありますが、業界を変えようという代表の想いが着実に成果を結びついていると感じます。
久遠チョコレートがフランチャイズ業界で、どのような動きを見せるのか。
注目です。

２．IT・ソフトウエア業界の11月のM＆A

東証の適時開示情報を基に経営権の異動を伴うM＆A案件（グループ内再編を除く）について、ストライクが集計したところ、2020年11月のIT・ソフトウエア業界のM＆A発表件数は10件で、11月としては2008年以降の13年間では2019年（14件）、2017年（12件）、2018年（同）、2014年（11件）に次ぐ5番目となった。
新型コロナウイルスの感染拡大が続いているが、M&A市場は堅調だった。
金額が最も多かったのは、じげんがメディア事業のベーシックから比較メディア事業を取得することを決めた案件で、取得金額は12億5000万円。
じげんは求人・住まい・車などを中心にメディア事業を展開しているが、「フランチャイズ比較.net」の名称で展開するフランチャイズ比較サイトのほか、結婚相談所、家庭教師、留学エージェントに関する比較サイトを取得することで、事業領域を拡げる。
（マイナビニュースより一部抜粋）

フランチャイズ業界でも有名な「フランチャイズ比較.net」が12.5億円で売買されたというのは衝撃です。
これまでにも、似たような案件に携わったことがありますが、桁が2つ違いました。
確かにコロナ禍では、フランチャイズや代理店の検索サイトのPV数がウナギのぼりだったと聞きます。
しかし、今は落ち着きを見せ始めていますし、コロナの影響でフランチャイズショーなどの展示会が中止になったことから、検索サイトのニーズは高まったと思いますが・・・
本来の取組以外にメリットがあると判断した結果なのかもしれません。
運営元が変わった「フランチャイズ比較.net」に今後は注目していきたいと思います。