セブン-イレブン・ジャパンは8月10日、フランチャイズチェーン本部としては初となる加盟店従業員向けの保育施設「セブンなないろ保育園」を開園すると発表しました。
9月末以降に、東京都大田区の直営店「セブン-イレブン大田区池上8丁目店」2階と広島市のFC加盟店「同広島中広3丁目店」2階に「セブンなないろ保育園」を開園します。
入園対象はセブン-イレブン加盟店の従業員・オーナー、セブン-イレブン・ジャパン社員で、一部、地域住民も対象とします。
(流通ニュースより)
生産人口の減少に伴い、主婦、高齢者、外国人等の採用が増えていますが、できれば産休後、復帰してもらう体制を整えるのが、採用コストや教育コストなどの面からもメリットが多く、ビジネスとしてではなく、従業員向けに保育施設を設けようという企業が増えているように思えます。
実際に、弊社のお客様の中には、フランチャイザーもフランチャイジーもこの手の相談に応じたことがあります。
セブンイレブンもこのパッケージを完成させ、フランチャイズ展開とセットにすれば、更なる業績の向上が見込めるのではないでしょうか。
開園後の動きに注目です。
株式会社KIDS HOLDINGSと株式会社KIDSは、KIDSで運営する「原価ビストロ BAN!」の出店拡大を目的とするフランチャイズ店舗及びライセンス店舗の第1回の応募を開始いたします。
今回のFC加盟店募集の背景と致しまして、より中身の濃く記憶に残る上質な食事シーンが求められる需要の変化に合わせレストラン事業部として立ち上げた新業態「原価ビストロBAN!」のフランチャイズ店舗及びライセンス店舗の全国100店舗出店を目指しております。
おかげさまで直営1号店はオープン以来、連日満席の日々が続き多くのお客様よりご支持頂いており、来る9月には直営2号店を銀座 八丁堀エリアにオープン予定、年内で更に10店舗の出店予定です。
(PR TIMESより)
今回募集を開始した「原価ビストロBAN!」では、最初の30店舗まで加盟金を0円にするようです。
これがどの程度、意味を成すのかは別として来月2号店、年内更に10店舗というスピード出店は1店舗目が順調な証拠でしょう。
ただ、1店舗の成功ノウハウだけでは2店舗目以降も同様の成果を出す店舗になるのかは不安を感じます。
しかし、ビジネスモデルが時代を先読みし、成功確率が高いと判断すれば出店を検討する企業が現れるでしょうから、どれだけの魅力を持ち、それをアピールできるかが重要です。
直営店も含め、どのような展開をしていくのか、注目です。