弁当宅配のデリズは2月よりフランチャイズチェーン展開を始めます。
まず首都圏の飲食店や弁当宅配店と契約を結び、とんかつや中華料理など自社ブランドの一部の商品を宅配してもらいます。
首都圏の直営店は現在、東京都内に6店舗あり、年内にFC店を100店舗に広げ、収益拡大と認知度向上を狙う予定です。
(日本経済新聞より)
中食市場は2009年に落ち込みましたが、その後は毎年成長し続けています。
市場の成長を支えている要因の1つが、高齢者の中食消費です。
今回のデリズのFC展開は首都圏に限定していますが、首都圏での共働き世帯、おひとり様需要を確保できれば、宅配市場は益々伸びる可能性があります。
飲食店の市場が減少する中、勢いのある中食ニーズを取り込みたい飲食店にとっては、新しい収入の柱を得るために加盟する可能性があるかもしれません。
ただし、どのような加盟開発を行うかがカギになりそうです。
カラオケ店「ビッグエコー」を運営する第一興商は2015年度、フランチャイズチェーン店を現状の2倍の60程度に増やすと発表しました。
第一興商はカラオケ機器「DAM」の製造を手掛けておりFCへの機器販売・レンタルのほか、加盟店が楽曲を使う際に同社に支払う使用料などの収入を増やす予定です。
(日本経済新聞より)
ピーク時の4割減と言われるカラオケ市場ですが、その中でも店舗数を増やしているのが「まねき猫」を展開する株式会社コシダカです。
居抜き物件でのカラオケ店の展開というビジネスモデル、一人カラオケのワンカラと新しいビジネスモデルを展開しています。
FC店を2倍にするという目標を発表した第一興商はどのような形で加盟店を増やすのでしょうか。
注目したいと思います。