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「小僧寿し」「茶月」のリブランド開発

1.「小僧寿し」「茶月」のリブランド開発

持ち帰り寿し店を展開する小僧寿しは、阪神茶月及びスパイシークリエイトが第三者割当により発行する株式を引き受け、両社を連結子会社とすると発表しました。

小僧寿しは、ブランド価値の最大化を事業戦略の基軸として考え、「小僧寿し」「茶月」のリブランド開発を進め、全国を網羅するフランチャイズ事業体制の構築および「宅配事業」「高齢者・介護関連事業」への取り組みを成長戦略の骨子と位置付けています。

阪神茶月およびスパイシークリエイトを連結子会社とすることで、小僧寿しグループの成長戦略の重要な柱である、「茶月」のリブランド開発や全国を網羅するフランチャイズ事業体制の構築を加速させる事が可能であると判断したため、第三者割当による株式の引き受けを決定致したものです。

(M&A Timesより)

 

5月13日に新成長戦略を発表した小僧寿しですが、新規事業として行ってきたラーメン店の撤退や構想していたステーキ店を取りやめ、リブランド開発を進めると発表していました。

M&Aにより、強みを強化、いや選択と集中といったところでしょうか。

新生小僧寿し&新生茶月、フランチャイズ展開も含め、どのように変わっていくのか。

注目です。

 

2.ワイケンホーム、工事遅れが資金枯渇の引き金に

住宅建築のワイケンホームが4月6日に東京地裁から破産開始決定を受けました。

同社は2009年2月、「無印良品の家」のフランチャイズに加盟し、国分寺市や府中市、小金井市、立川市など東京西部地区を中心に営業展開していました。

口コミで次第に知名度を高め、ピークの15年3月期は売上高4億6432万円を計上しました。

14年12月頃から独自に在来工法の建売住宅の下請けを開始、15年6月には無印良品の家のFCを離脱、その後は受注増を図るために営業エリアを拡大しました。

ところが受注拡大を目指したことで採算無視の動きが強まり、工事単価の統一性は難しく、現場ごとの経費もばらつき、安定利益を確保できなくなりました。

金融機関への月々の返済も遅れて信用の低下が進み、2016年2月29付で事業継続を断念、破産を申請しました。

(Sankei Bizより)

 

私どももフランチャイズ展開の支援や事業計画書作りなどで住宅メーカーのキャッシュフローを見たことがありますが、支払条件によっては、先払いになることがあります。

額が大きいだけに、厳しいのでしょう。

近年、無印良品は順調のようですが、確かにこだわりの強いお客様が多く、対応力がない住宅メーカーでは手を焼いたことでしょう。

昨日、消費税の増税が2年半延長と発表されましたが、はたして住宅業界はどのようになっていくのか。

注目です。

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