学習塾運営等の明光ネットワークジャパンは、2月25日、古藤事務所の全株式を取得し、完全子会社化すると発表しました。
明光ネットワークジャパンは、日本初の個別指導塾「明光義塾」を直営及びフランチャイズシステムにより日本全国で2,100教室以上展開しています。
明光ネットワークジャパンは、大学入試問題に関して古藤事務所が有している各種のノウハウを活用することにより、グループ全体として教材等の品質レベルを向上させるべく、完全子会社化することを決定したものです。
(M&A TIMESより)
学習塾市場も飽和状態になり、競合他社との差別化により生き残りをかける時代になってきました。
やはり大手としては王道である進学率や実績で差別化をするためにも、今回の完全子会社化になったのでしょう。
フランチャイズの加盟店にとっても、スケールメリットがあるからこそできる支援体制なので喜ばしいのではないでしょうか。
ローソンとセーブオンは2月26日、山形県・福島県・茨城県におけるメガフランチャイズ契約の締結を決めました。
セーブオンが山形県・福島県・茨城県で展開するコンビニエンスストア「セーブオン」75店舗(2016年1月末)のうち約50店舗を、4月中を目途にローソン店舗に順次転換します。
転換後はセーブオンが、ローソンのメガフランチャイジーとして3県における「ローソン」店舗のチェーン展開を行います。
(流通ニュースより)
多数の店舗を持つフランチャイジーであるメガフランチャイジーですが、今回のように一気に約50店舗分の契約をするというケースは珍しいように思います。
コンビニ大手3社の争いは年々激化し、不動の1位のセブンイレブンもM&Aなどによってはその地位を奪われる可能性もあります。
やはり生き残るのは、業界トップクラスとニッチな分野だけになるだろうと考えると、他の業界でも立ち位置を考えなければいけないと考えさせられます。