タニタが服部栄養専門学校と業務提携すると発表しました。
カロリーを抑えた健康的なメニューが人気の「タニタ食堂」の調理ノウハウを外食や給食事業者の調理師らに伝授し、修了試験に合格するとフランチャイズ(FC)店やタニタ食堂のメニューを提供できる契約を結ぶことができます。
フランチャイズ展開をしている本部としては、メニューよりも「タニタ」という看板、つまりブランドが欲しいでしょうね。
ブランドを商品として展開している本部が、他のブランドを利用する。
まさに、企業間コラボの典型例です。
最初に契約を結ぶFC本部はどこでしょうか?
フランチャイズ契約に違反したとして、弁当販売「ほっかほっか亭総本部」が「ほっともっと」を展開する「プレナス」に約23億円の損害賠償を求めた訴訟で、最高裁は3月31日付で、プレナスの上告を退ける決定をし、同社に約10億9000万円の支払いを命じた二審東京高裁判決が確定しました。
2008年から続いた争いも、これで終止符が打たれたのではないでしょうか。
エリアフランチャイズは、加盟開発を加速させる武器になりますが、やり方を間違えると諸刃の剣となってしまいます。
重要なのは信頼関係なのですが、この両社にそれはなかったようですね。
2014年4月、全国リノベーションブランド「Renotta」が、加盟店数150店舗を達成し、全国のリノベーションフランチャイズ団体の中で加盟店数が全国1位となりました。
リノベーションフランチャイズを展開している企業がどれだけあるか分かりませんが、その業界でTOPというのはやはり強いです。
スケールメリットも今まで以上に出るでしょうし、ブランド力も1位と2位では大きく異なります。
富士山は誰もが知っていても、日本二位の山を知る人数が激減するように。
これからの時代、益々少子高齢化が進むと、企業は淘汰・再編されていきます。
その時にまず間違いなく生き残るのは、その業界のトップ企業です。
フランチャイズ展開を選んだ理由として、早期に全国展開や多店舗化ができ、市場のシェアを獲得しやすいからと考えている企業様は、当サイトをご覧いただき、一緒に展開を進めることができれば幸いだと思っています。