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ほっかほっか亭とほっともっとが弁当宅配事業参入

1.ほっかほっか亭とほっともっと、弁当宅配事業参入で再び激突

ほっかほっか亭」を運営するハークスレイは弁当の高齢者向け宅配サービスを全国に広げました。
弁当の宅配サービス事業「ほっか食楽」は関西の直営店など一部で取り組んでいたが、今後はフランチャイズチェーン店にも導入を促し、年内に50店、3年後をメドに300店に広げました。
一方、「ほっかほっか亭」から離脱し新ブランド「ほっともっと」を全国展開しているプレナスは、休止していたインターネットで注文を受けつける弁当宅配サービスを再開しました。
専用サイトに不具合が生じたため休止に追い込まれていましたが、業者を替えてサイトをつくり直し、再開にこぎ着けました。

(ビジネスジャーナルより)

 

宅配弁当市場は12年1010億円でしたが、15年には1798億円まで拡大する急成長する市場(総合企画センターの調べ)として注目されています。

ここに因縁の2社が揃って本格参入する訳ですが、この因縁は2008年(正確には1999年のダイエーの経営危機ですが…)まで遡ります。

08年4月、東京地裁は、商標権はプレナスにあるが、総本部にも無償で商標を使用する権利があることを認める判決を下しました。

08年5月、プレナスは新しいブランド「ほっともっと」を立ち上げ、看板を掛け替えました。

ほっかほっか亭総本部はチェーン離脱後の競業禁止条項に違反するという理由で105億円の損害賠償を求める訴訟を起こし、最高裁は14年3月31日、プレナスの上告を棄却し、10億9000万円の支払いを命じた2審判決が確定しました。

高齢化が進み、ニーズが高まる宅配弁当市場。

勝者となるのは果たしてどちらでしょうか。

 

2.タマホーム、不動産FC事業「タマエステート」開始

タマホーム株式会社は、2014年7月1日(火)より、「タマエステート」の名称でフランチャイズ事業を開始しました。
「タマエステート」は、全国の不動産会社と同社がともに連携して日本の不動産市場の活性化に取り組む不動産流通システムで、加盟店のネットワークシステムを構築し、顧客に対する住まいの提案や賃貸経営の相談窓口を広げていきます。

(SUUMOより)

 

消費税の駆け込み需要がひと段落し、次の消費税増税いや2020年以降は市場は強烈に冷え込むことが予想される住宅市場において、生き残りをかけた戦いが今後加速することが予測されます。

8兆円弱の住宅市場の中で、1兆円を超える規模を誇るのは大和ハウスと積水ハウスの2社だけです。

3位の住友林業がかろうじて2社と戦える位置にいますが、4位以降は団子状態で、更に地方では大手企業以外がシェアを獲得しています。

しかし、市場規模が小さくなると多くの企業は倒産もしくはM&Aなどにより吸収されていくでしょう。

家電量販店のような状況が近い将来やってくるのではないかと思われます。

タマホームは認知度の高い企業ですが、市場ではトップ10にも入らないことから考えますと、今回のFC事業の結果が生き残るかどうかの分かれ道となるのではないでしょうか。

 

 

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