17億ドルの売却合意破談に
1.17億ドルの売却合意破談に中東でピザハットやKFCなどのフランチャイズ権を有するファストフード運営会社クウェート・フードの過半数株式を約17億ドル(約1886億円)で売却する案が破談となりました。これは、原油価格の低迷で投資家の信頼感が損なわれているこの地域で、大型案件への意欲が減退していることを反映しています。「アメリカーナ」として知られるクウェート・フードはここ数年売りに出されていました。今年2月末になって、アラブ首長国連邦・ドバイの著名実業家率いるペルシャ湾企業連合が同社株式の69%を取得する提案を行い、アメリカーナの売却案件はついに終結するかに見えました。この案件は約17億ドル規模と考えられていました。しかし今月29日、関係企業各社はこの合意が破談になったと発表しました。(THE WALL STREET JOURNALより)当ブログでも何度かM&Aの記事を書いてきましたが、今回